テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「ミライ、守護神にならない?」
「…え?」
守護神?何故私が…
「君には…素質があるよ」
一瞬言葉に詰まったように見えたが、素質があるとインクは言った。
「少し…考えさせて」
と私は言った。
インクは…
「…わかったよ」
と言うとその場から立ち去った。
「はぁ…」
とため息をつき歩き出すと、背後にまた気配が…
「…誰?」
と振り返らずに聞く
「俺は…エラーだ 」
エラー…嫌な事を思い出すな…と言っても悪いヤツとも限らないだろう。
そう思い振り返る。
「私はミライだよ」
…その時私はどのような表情をしていたのだろうか。
エラーは少しの間、驚いた表情をしていたがすぐに元の表情に戻り…
「お前、今ニヤけてなかったカ?」
「え?」
「振り返る時懐かしソウにこちらを見ていた気がしてナ…」
「…懐かしそうに?」
何故…私はエラーに初めて会ったはず…
「そう?」
「アァ、すごい笑顔だっタぞ」
「そ、そうなんだ…」
そんなつもり無かったんだが…
「早速なんだガ、お前を闇auに招待しタい」
「…ハァァァァ!?」
「おいおい、そこまで驚かなくてもいいだろ?」
「そ、そうだけど…」
これでスカウト2個目だよ!?
「お前ハ素質があル…お前の…その能力ならナ」
…1つ思い出した、私の能力はコピー、どんな能力でもコピー出来てしまう。
確か物も増殖させることも出来たような…
まぁなんでもいいか
「…考えさせて」
「アァ…分かった」
何故私の能力はここまで需要が有る…?
まぁなににせよ、便利なのには代わりないか…
そう考えながら私はここから立ち去った…
そして無意識の内に自分のAUに戻っていた…
「あれ、戻ってきちゃった…まぁいっか」
と良い少し辺りを見渡していると。
「やぁ」
「ぎぁぁぁぁぁあああ、出たぁぁぁぁぁああ」
目の前に突然インクが現れた。
「ア?不法侵入ソウルレスがどうしてココに?」
エラーも出てきた。
「…」
「ん?ミライどうしたんダ?」
「君たち少し早くないかなぁ?」
ニコニコしているが内心凄いキレている。
アイツら普通に待つことは出来ないのか?
「俺ハッ!不法侵入ソウルレスが入って行くのをミて!」
「もうそろそろ行っても大丈夫かなと思って!」
「とりあえず返事はまだ!分かった!?」
「ハイ…」
そのまま私は暗闇の奥へ立ち去って行った。
「ちょっと奥来すぎたかもな…」
気づいたらひたすら真っ暗なだけの場所に来ていた。
もう来た道を戻るのも難しいほどに…
「こりゃ迷子だな…HAHAHA…」
AUの移動も出来ない…アレは無意識だったし…
「…もう…疲れたなぁ。」
と私は呟いた。
「眠い…少し寝る…」
そのまま私は暗闇の中、眠りに着いた…