テラーノベル
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ミライは何処に行ったんだろう…
と思いながら僕はエラーと一緒にミライを探している。
奥の方まで来たなと思って居ると倒れ込んでいるミライを見つけた。
「ミライ!」
エラーと一緒に近づいて様子を見た。
寝ているようだ。
「おーいミライー」
「起きロ…」
「起きないなぁ…」
「ダナ…」
彼女はニコニコしながら寝ている…
幸せそうだ。
「幸せそウな顔をしてるナ。」
「そうだね…どんな夢を見てるんだろう」
「にゃ〜」
…猫の鳴き声?
「にゃ〜」
「猫だナ」
「なんでこんな所に…?」
この猫は彼女に声をかけるように鳴いていた…
何がしたいんだろう…?
「流石に猫の真似じゃ起きないか。」
「起きルわけガ無いダ…ロ…インク、今お前何か話したか?」
「僕?僕は何も…」
…となると後ここに居るのは…
「君、喋った?」
「ん?話したよ?」
………
「猫が喋ったぁぁぁぁあああ!?」
「あ、この姿じゃ猫が話してるみたいだね、ちょっと待ってね」
と言うと彼女は人の姿になった…が、頭に猫が乗っかっている。
「これでいい?」
「えっと…うん、」
「お前ダレダ?」
「自己紹介が遅れたね、私はカコ、ミライの妹だよ、本体は猫だね。」
ミライの妹…
あれ?この子、本体、猫?
ミライは人間だよね?
まぁいいか…
「えっと…カコ、ミライの事起こせる?」
「多分起こせるよ。」
「なら起こしてもらっていい?」
「分かった、ちょっと待ってね」
と言うと彼女はハッキングを始めた。
…ミライは起きてくれるのか…?
急に視界がボヤっとした。
突然スノーフルらしき何処かに来た。
「…ミライ」