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その日の晩、即効親に連絡して
信ちゃんの家の番号を教えてもらった。
プルルルルルル
プルルルルルル
ガチャ
「はいもしもし、北です」
信ちゃんのおばあちゃんだ!!!
『もしもし!実樹です!!
お久しぶりです!!』
「あら〜実樹ちゃん!久しぶりやねぇ」
優しい声の信ちゃんのおばあちゃんの声に安心する。
『あのっ!突然すいません』
「ええよええよ〜実樹ちゃん元気にしとる?」
『めっちゃ元気やで〜信ちゃんのおばあちゃんとも元気にしよる?』
「ふふ、元気元気〜!毎日畑仕事頑張っとるで〜」
癒される〜🌸
「ほんで、どないしたん?急に」
本題だ……
『あのね、信ちゃんの事なんやけど
夏休み帰る言うとった?』
信ちゃんは部活が忙しいらしい。
「そやねぇ、部活があらへんお盆は帰ってくるんちゃうかなぁ」
『部活、引退せえへん言うとったん?』
「そこまでは知らんなぁ……」
『そっかぁ……』
バスケのインターハイはもうすぐ。
私はインターハイが終われば、引退するつもりだ。
3年生みんなそうするつもりだ。
夏休み実家にずっと帰省するつもりでおったんやけどなぁ____
『お盆だけかぁ……』
まあまだ分からへんねんけどな。
色々考えてると
「……信ちゃん、実樹ちゃんの事気にしとったよ」
『えっ?ほんま?』
「実樹は帰ってへんの?って毎年のように言うとったわ」
『ほんまに……』
「うんほんまほんま
今年は会ったってなぁ」
わかった……!!
そう言い、
電話を切った。
会えるかな____
信ちゃん____