亮平💚『どんどん酒持って来い!』
蓮 🖤 『相変わらず酒癖悪いな』
亮平は酔い潰れてソファーの上に上半身を預けるとそのまま寝てしまった。時々思い出したようにムクリと起き上がるとゴニョゴニョと訳の分からない事を言っている。
翔太💙 『蓮暑い脱いでいい?』
いやぁ最高だねぇ〝脱ぐの手伝ってあげる〟翔太はしょぼしょぼとした目を必死で開け睡魔と戦っている。夢の裸エプロンにすべくスカートを脱がすと真っ赤な苺のパンティーがお目見え。これは脱がすには勿体無いので上着に取り掛かる。大きな声で〝万歳!!!〟と言うとその言葉に釣られて勢いよく挙げられた腕から上着を抜くと裸にエプロンの完成。
翔太💙『ちょっと寒いかも…』
蓮 🖤『任せて暖かくなる事しよう///おいで翔太』
なんて美しい光景なんだ。真っ白な腕を目一杯広げた翔太が真新しいピアスを揺らめかせて俺に抱きついた。照明の光が反射してキラキラと輝いたピアスは今宵の満月より美しい。
苺柄エプロンの隙間から覗かせたのはピンクに色づく2粒の苺ちゃん♡俺の首にぶら下がった翔太は肩に顔を預けて抱き付いたまま力なく股の間にすっぽりと収まった。腰に手を当てるとリボン結びの下に苺柄のショーツが見えて…興奮しない男はいないだろう。
酔っ払って頰を赤く染め小首を傾げた翔太は〝亮平どこ?〟と言って辺りを見回した。ソファーの色と同系色の真っ黒なシャツを着た亮平は同化していて酔っ払い翔太には認識できないようだ。
蓮 🖤『キスして翔太』
翔太💙『そこまで酔ってないぞ変態///』
蓮 🖤『そう?ムラムラしてこない?媚薬入りだったんだけどそろそろ効いてくるはずだけど可笑しいな?』
口元を両手で覆った翔太は何度もパチパチと瞬きすると〝なんて事…蓮だから身体暑いの?〟すごい効き目だなプラセボ効果様々だ。ラムネを口に咥えて追いプラセボ作戦決行。唇を重ね無理やりラムネを押し込むと舌の上に乗せて口を塞いだ。溶けていくラムネを互いの舌で絡ませ溶かすとトロンと蕩けた顔の翔太は〝なっ…なんて事を〟そのままキスを繰り返した。息が上がり上気した肌は赤く色づいていく。衣擦れの音とキスを交わす時に奏でられた濡れた音、翔太の息遣い、焦らすようにゆっくりとエプロンの紐を解く音が情交の始まりを告げた。
緩んだエプロンから覗かせた二つの小さな苺を片方は舌でもう片方は〝おい💢何やってんだよ〟亮平が舐めとっている。
蓮 🖤『ここまで仕上げたの俺なんだけど?まだ寝てろよ』
亮平💚『グッジョブ蓮!寝てろは余計だぞ💢フフッ新鮮なうちに頂きましょ///』
翔太💙『蓮…はぁっ//もうヤダぁねぇ触ってもう身体が暑いよ…』
亮平💚『あんた何したの?』
蓮 🖤『プラセボ効果だよ。媚薬入りのお酒飲んだと思い込んでる////あっあと錠剤も飲んだと思ってるただのラムネだけど』
〝やるじゃん//お先頂くね〟はあ?節操ないな阿部。唇を荒々しく奪うとベタベタと触っては翔太の反応を見て楽しんでいる。全身が性感帯と化した身体は触れられるだけでビクビクと震え、わざとらしく胸の蕾や股の間を掠めていく指は実に意地悪だった。
翔太💙『んっあん//やっ亮平…あっはっ…蓮助けてヤダァ可笑しくなっちゃうよ///』
可愛いけどなんだか可哀想だ。それに比べて亮平は酔っ払っているのをいい事に鬼畜が過ぎる。これはやはり女の子になってもらう必要がありそうだ。食事中の亮平 のズボンを下着ごといっきに脱がすと〝もう気が早いんだから…まだまだ痛ぶるぞ〟なんて言って自分が襲われるとは全く思っていない様子でこちらとしては万々歳。ついでに上着を脱ぐのも手伝ってあげるとバカップルはイチャイチャ盛り上がっている。
亮平💚『可愛い翔太////もっと沢山鳴いてね』
翔太💙『リョウ…もっとちゃんと触って///意地悪』
蓮 🖤『亮平リラックス////前準備しておくから俺の事は気にしないで///』
ショーツの上から顔を覗かせた翔太の花茎を含みながら〝ふぁーい〟と返事をすると早々に達した翔太は口内に白濁を放ち亮平が咽せ返っている〝テメェちゃんとイクって言えよ💢〟酔っ払った阿部は怖い…
翔太💙『ンンンンッ////蓮早くぅ助けてぇ///この人怖い…』
蓮 🖤『待ってね亮平に解して貰ってね///俺はやることがあるから』
翔太に夢中の四つん這い阿部。ご丁寧に後孔を差し出している。舌を這わすと可愛らしく鳴いた。
亮平💚『ンンッバカぁ///何やってんだよ💢』
蓮 🖤『どちらが鳴かせ上手か対決しようじゃない?俺には敵わないだろうけど』
まっ鳴くのはあなたですけど・・・
亮平💚『はぁ?ただの変態に負けるわけないだろ見てらっしゃい』
ふふ掛かった。このバカップルちょろ過ぎる///後孔に指を挿し込むと〝ンンそれは反則やあっ///あん〟もう可愛過ぎるんだが…ユニットの撮影でも思ったが亮平は翔太くんより色気がやばい。普段重低音で歌う割に情事の時の彼は猫撫で声の高音で、可愛らしさの中に艶やかな大人の色気がある〝翔太ちゃんと鳴いてご覧//いい子ね気持ちよくしてあげる///〟漸く本気モードの亮平は〝美味しそうな苺ちゃん〟と言って下着の上から一粒ずつ食すようにハムハムと花茎を甚振ると徐々に色濃くなるショーツの苺、胸の蕾に触れ赤く色付く二つの熟した苺にビクつく腰。鳴き叫ぶ翔太は白い腕を彷徨わせその腕を掴んで亮平の熱茎を握らせた。
翔太💙『んあああっ…あっ……はあっリョウ///』
亮平💚『いい子ねぇっ!ンンンッやあっはぁ馬鹿力入れ過ぎ///あん…はっあっ////』
カオスだ…やば過ぎるこのバカップル最高過ぎるんだけど///指一本触れないどころか綺麗どころを同時にやり込める人生最大の山場を迎えている。
あぁ神様今まで頑張って生きてきて良かったいよいよです。双峰の頂からの景色を望む時がこんなに早く来るとは感無量です。
後孔から中へ熱塊が侵入すると、亮平の指が翔太の中へと挿入ったとほぼ同時だった。翔太は肩を窄めて身震いすると首を左右に振って亮平の腕を掴んだ。懇願するような潤んだ瞳で見つめると視線の先の俺に気付き恥ずかしそうに目を逸らした。亮平の腰を掴んで引くと翔太から離れた指は空を掴んだ。優しく握られた拳に小さな手が重なると異変に気付いた翔太は俺を睨んだ。まずい…見られまいとしていたのに…翔太を悲しませる事はしたくない。
翔太💙『やだ////なんで俺が先でしょ蓮!ムラムラしちゃってどうしようもないのに///亮平どいて!俺の番だよ』
蓮 🖤『へ?』
亮平💚『ダメよ//今は俺の番なの////それに翔太は俺が気持ちくするんだから待っててね』
翔太💙『やだやだ////俺が先だよ今がいい!』
〝ここは天国か何かですか?〟俺に挿れて欲しくて二人の雪だるまちゃんが小競り愛をしている。頰を目一杯抓ってみる…凄く痛い
亮平💚『何やってんのよアンタ早く気持ちよくしなさいよ』
翔太💙『ダメェ俺ずっと待ってるのに』
蓮 🖤『うるさいな💢』
とにかく亮平を黙らせる事に専念する〝翔太もっと気持ちよくしてあげて?上手でしょ〟翔太は褒められて嬉しいのか子供みたいに大きな声で〝うん〟と返事すると四つん這いになった亮平の下に回り込み熱茎を口に含んだ。
亮平💚『あら美味しそう///』
翔太💙『んあっ///………あっ』
返り討ちに合っている。
翔太は目の前に差し出したパンツから顔を出した花茎の先っぽを亮平から意地らしく舌先で甚振られ、だらしくなく下に垂れる愛蜜をわざとらしく音を立てて舐めとられると掴んでいた熱茎から手が離れた〝フン俺の勝ちね//〟誇らしげな亮平にダラシなく開いた口を真一文字に結んだ翔太は勢いよく再び熱茎を咥えると仕返しとばかりに顔を上下に動かして応戦している〝馬鹿やめなさい///翔太!〟謎の口淫合戦を特等席で観覧すると軍配は翔太に上がった。白濁を翔太の口内に放った亮平は戦意喪失のご様子で早々に戦線離脱。俺の理想とする夢物語にまた一歩近付き怖いくらいある。
亮平の腰を掴んでギリギリまで引くと奥まで激しく突き上げた。完全に休憩モードだった亮平は声にならない声を上げ腰を反りあげ天を仰いでそのまま翔太の上に突っ伏し果てた。
蓮 🖤『よしっ次の方どうぞ♡』
翔太💙『優しくしてね///』
蓮 🖤『勿論だよ翔太♡』
念には念を。今一度頬を抓るとやっぱり痛かった。翔太の誕生日に抱ける事なんて、もうきっとこれが最後だろう。変態にだってそれくらいの事は分かる。ダラシなく床に突っ伏する亮平に布団をかけると翔太を抱き抱えて寝室に運んだ。ベットに横にすると真っ直ぐと俺を見つめる翔太の姿があった。
蓮 🖤『ありがとう///最後まで優しいね…魔法にかかったフリしてた?』
翔太💙『ふふ///そんなに器用じゃないよ……最後って分かってるの?』
蓮 🖤『そうして欲しいって事は分かってる』
泣くつもりなんてなかった…惨めな思いはしたくない。自分が誰よりも愛してるという自負もある。ただこれ以上….
蓮 🖤『嫌われたくないんだ…』
長い沈黙だった。啜り泣く俺の声が寝室に響きそっと頰に添えられた白く小さな手を濡らした。散々な事をしておいてとっくに嫌われている癖に二人の優しさに漬け込んで往生際が悪く見苦しい。それでも離れられず忘れられない。
翔太💙『楽しかったよ…それに大好きだった蓮の事』
蓮 🖤『今は?もう嫌い?ごめん…好きで仕方ないんだ別れてからずっと俺の時計は狂ってる』
翔太💙『戻そう二人で…きっと戻れる出会った時のようにその頃はちゃんと先輩と後輩だったろ?』
〝戻し過ぎなんだよ…〟荒々しく唇を貪る。やっぱり時は戻せそうにない。寝室の時計のように未だに狂っている俺の心だって身体だって翔太を求めて制御できないんだ。指、髪の毛の一本一本が愛おしく、握り重ねた指に応じるように力が加わる。髪の毛を梳き優しく頭を持ち上げる。受け入れるように伸ばされたと思った白い腕は俺の両肩を押し込んで最後の抵抗を試みた。
蓮 🖤『そう来なくっちゃ…俄然やる気が出たよ翔太』
本心じゃない。抵抗されて、悲しくて辛い癖にまた強がって翔太を抱く。崩壊寸前の俺の心は誰が癒してくれる?翔太お前じゃないの・・・
翔太💙『強がるなよ変態…//付き合ってやるよ。それで気が済むならいくらでも…終わりがくるまで抱かれてあげる』
蓮 🖤『終わりが来なかったら?その覚悟はあるんだろうね?』
翔太💙『参ったな…それは考えてなかった…ふふっまた亮平に怒られる//』
〝その名前聞きたくない〟子供じみてる…人のモノと知りながら抱くんだ。ペナルティーなんてあって当たり前だろう。隣のリビングで横たわる亮平をよそに別れた男が二人で抱き合う。一人は未練がましく愛を語り、一人は終わりを願った。対照的な二人は一つに繋がり快楽の海に溺れる。シーツの波に沈みながら花茎を含み口内で膨らむ男根を味わった。苦み走った白濁を口内で受け取り飲み込むと、うっとりと目尻を下げた翔太の頭を撫でた。
蓮 🖤『どのみち抱くけど…いいんだね?抵抗しなくて後悔しない?俺を受け入れた事』
翔太💙『今は必要なんでしょう俺が…これで最後でしょ?』
〝そんな事言ってない〟自分勝手な恋だって分かってる。時を戻せるならあの頃に二人で愛し合い過ごしたあの場所でもう一度繋がりたい。
一方通行の恋心の終焉を俺は望んじゃいない。両手で枕を掴み仰向けに俺の熱塊を受け入れた翔太は声を押し殺して終焉の時を願った。
翔太💙『泣くなよ…蓮らしくない』
蓮 🖤『お前も………らしくない。たくさん鳴けよ?亮平に聞こえるくらい』
〝なっ!〟慌てて口元に手を翳した翔太の腕を取りシーツに縫い付けると〝やだやめて〟と細やかな抵抗を見せた。お見通しなんだよ…
蓮 🖤『頭ちゃんとしてんじゃん全部忘れずに覚えてろよ!今気持ちよくしてるの俺だから』
首筋に優しく触れた唇は少し汗ばむ翔太の身体に吸い付いた。翔太は一つ壁を隔てた愛する人に罪悪感を抱きながら声を出すまいと下唇を噛んでいる。
無理やり指を捩じ込みダラシなく開いた口からは涎が滴った。耳の中を舐め回すと抵抗しようと伸ばした腕は力なく下げられ、懇願するように潤んだ瞳は返って俺を制御できないところまで押し上げた。
上から下へと花を咲かせてるように吸い上げられた身体は上気し 奥を打ちつける度に腰を反らし呻き声を上げた。優しく頰を撫でると〝気が済んだ?〟なんて意地悪な顔をした翔太はきっと強がってる。静かに頰を涙が流れると舌先で舐めとって〝俺の気持ち甘くみんなよ〟と言うと〝参ったなぁ〟なんて両手で顔を覆ってシクシクと泣いている。
亮平💚『亮平くん参上だぞ♡お前達抜け駆けは許さないからな///』
蓮 🖤『全てのタイミング間違ってるんだよ💢大人しく寝てろよ酔っ払い』
翔太💙『そうだぞ今じゃない……』
亮平💚『はぁ💢ふざけんなよテメェら』
しっぽりお別れとはいかない俺達の関係は酔っ払いによって再び入り乱れては繋がるとパンイチ姿の大人3人が随分と小さくなったスーパームーンを仰ぎ見る。毛布に包まり3人で肩を寄せ合い翔太の誕生日を祝った。頭上に煌々と光るスーパームーンはどの何の光よりも眩く俺たちを照らした。
亮平💚『はっ!翔太の誕プレ!!!』
思い出したようにリビングへ向かった亮平は寒っと言いながら再び毛布に包まると手作りの箱を翔太の前に差し出した〝改めて翔太お誕生日おめでとう〟箱を開け月明かりに反射した光が翔太の顔を虹色に光らせた。
亮平💚『じゃんじゃ〜ん♪元通りとはいかないけど…どうしてもパーツが一個見つからなくてね。不器用でごめん』
翔太💙『直したの?……亮平ってぶきっちょさんだね///』
勲章のように月明かりに照らされた絆創膏だらけの指を愛おしそうに掴んだ翔太は〝馬鹿じゃないの//〟と言って亮平の手に頬擦りしている。
二人だけの世界に置いてけぼりの俺の心はまた悲鳴をあげた。そっと横から伸びた白い手が俺の肩を掴むと〝拗ねるな//お子様かよ…〟翔太に言われたくないと悪態を付き肩を震わせ泣く俺の頭を小突いた絆創膏だらけの指はわしゃわしゃと乱暴に頭を撫でると〝スマホも取りに行けばよかった貴重な蓮の涙だったのに〟と言った亮平は目尻を下げて優しい表情をしていた。
翔太💙『諦めついた?』
蓮 🖤『まさか……別れる気になった?』
亮平💚『あり得ないね』
スーパームーンの光を浴びた不均衡なスワロフスキーのサンキャッチャーを3人で眺めた満月の夜。二人の優しさに触れた。
コメント
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大作ありがとう❣️今夜はこれ読んで眠る🛌

upするのに時間かかってごめんなさい🙇♂️ なかなかstoryが書けずにヤキモキ🤣 🐢の歩みで頑張っております💦悪しからず💙💙💙