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私は○○

私は不治の病にかかっている。

しかも余命宣告された。余命はあと1ヶ月なんだって、

今にも泣きそう、まだまだ生きたい。

でも涙をぐっと堪えて私は**“偽物”の笑顔**を作って声が飛び交う教室に足を踏み入れた。


最近に声をかけてくれたのはマイキーだった。


「病院どうだった?」

当然のことだけど良くなかった。

でも私は「ただの風邪だった笑」

マイキーはほっとした顔で「良かった」と笑顔でも言う。

その笑顔を見て私は罪悪感を感じた。こんなに心配してくれているのに嘘を着いた自分が憎い。ごめんね、マイキー。心配させたくないんだよ。


次はドラケンが来た。

「風邪だったんだってな。ただの風邪で良かったな。笑」

「うん!普通の風邪で良かったよ笑」

嘘だよ。ごめんね、風邪じゃなくて不治の病なんだよ。


次は三ツ谷だった。

「風邪なんだって?安静にしとけよ。」

「うん、早く暴れたいから安静にしとくわ笑」

「じゃあな」「ばいばい!」

風邪でもないし、安静にしたってなんにも変わらない。

もっともっとみんなと遊びたいな。


次に来たのは場地だった。

「風邪直ったら一緒にペヤング食おうな!」

「そうだね笑」

ごめんね。場地。約束守れそうにないや…もし直ったとしてもたくさんのチューブに繋がれたまま食べるんだろうな…


次に来たのは千冬だった。

「○○さん大丈夫ですか?!」

「風邪って聞きましたよ。」

「大丈夫大丈夫笑」「風邪っだってなんてことないよ笑」

「そうですよね(>_<)○○さん強いですし!」

「俺もう予定ありますんで、失礼します!」

「ばいばい👋」



「…」1ヶ月後にはこの幸せが全部無くなってるんだろうなぁ…

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