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「何があっても君だけは生きていてほしいんだ」
耳元で懇願するようにアッシュは呟く。
「守るつもりが結果的に君を巻き込んでしまった。それに……今まで騙していてすまない」
アッシュが謝罪の言葉を口にするとその横でウィリアムも私に向かって頭を下げた。
そんな２人の姿を見ていると胸が張り裂けそうだ。
謝罪なんて、いらない。
逃げてほしいなんて、そんなこと言わないでよ。
肩に寄り掛かるアッシュの背中に腕を回し、ぎゅっと強く抱きしめると、それに答えるように大きな腕が私の身体を包み込む。
ウィリアムの方に手を伸ばせば、届く距離まで近づいたその腕を引っ張り抱き寄せた。
「２人が今こうして私の側にいてくれることが嬉しい。アッシュ様、ウィリ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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