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独立後、日本国が無償賞で支援をしてくれたりして、とても嬉しかったです。そんなある日、空港でのことです。
その日はちょっと用事があって空港に居たん です。すると、後ろから聴いたことのある声が聞こえました。振り向くとそこには、愛姉さんと、日本兵さん達から聞いた日本国に居るドール達が居ました。
「本物、です、よね?」
「あぁ、本物だぞ和華。約束通り来たぞ」
愛華さんが優しく微笑んでそう言いました。 和華はおもわず泣いてしまいました。嬉しくて、驚いて、色んな感情が混さざってとにかく泣くことしか出来ませんでした。でも、そんな和華を愛華さん達は優しく抱きしめて頭を撫でてく れました。
「和華、待たせたな。威月達の件、漫く悲しか っただろう」
「はい。でも、今こうして和華が泣いてたら抱 きしめてくれる人がいるので大丈夫です!」
愛姉さんが悲しそうに言うから和華は、満面 の笑みで、精一杯明るく答えました。
「なら、良かった」
愛姉さんはそう言って、安堵の表情を浮かべました。
「和華はこの五人とははじめましてだな。紹介しよう」