転生したら皆が過保護だった
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凛『例えば…MFになったとか』
冴『ッ…』
凛『ねぇ兄貴』
冴『…なんだよ』
凛『俺さ、どんな兄貴でも応援してるからね』
冴『…呆れないのか』
凛『なんで呆れる必要があるの?』
冴『お前との約束破って…』
凛『俺はさ、兄貴がスペインでどんな事があったかなんて分からないよ、そこで兄貴がどんなに辛かったかなんて、経験してないからさ』
冴『……』
凛『そんな俺が兄貴にとやかく言える立場じゃないからさ』
冴『ッ…』
凛『できる事なら、兄貴の側にいてあげたいけど、今俺日本だしさ』
冴『…俺がそっち行く』
凛『兄貴、でも心配しないで、俺だっていつまでも子供じゃないから』
冴『…昔誘拐されそうになったのはどこのどいつだよ』
凛『だからやっつけたじゃん』
冴『知らない人について行くなって昔から教えてたろ』
凛『そりゃそうだけど、それは昔の話だろ?』
冴『兄ちゃんはな、お前の事が心配なんだよ』
凛『心配しすぎじゃない?』
冴『うるせぇ』
カイザー『おい冴、誰と電話してんだ』
冴『うっせぇな青薔薇野郎』
ロレンツォ『ミヒャ〜』
カイザー『うるせぇクソロレ公』
冴『テメェらうるせぇよ』
凛『兄貴今そっちで何やってるの?』
冴『合同合宿』
凛『そっか兄貴もそっちで頑張ってね』
冴『おう、凛もな』
凛『うん』
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冴「ふぅ…テメェら人の電話邪魔してんじゃねぇよ」
カイザー「誰と電話してるのか気になってな、そんなに知られたくなかった相手なのか?」
冴「当たり前だろうが凛はテメェらに渡さねぇからな」
ロレンツォ「凛ってスカウトきてた冴の弟でOK?」
カイザー「確か、全部のスカウト断ったんだよな」
冴「……」
監督「おいお前ら、早く練習に戻れ!」
カイザー「あいあい」
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凛「はぁ…(まさか新世代のあの2人と合宿やってたとはな…後2年後に兄貴が帰ってくる…あの時は子供だったな…兄貴がどんなに辛かったか考えずにあんな事言って…欠陥品だよな…本当に…)」
コメント
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💘( ゚д゚)ポカーン (尊死
神様いらっしゃる