この作品はいかがでしたか?
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さっきの件があってか次の日までの時間がたった。
お母さんは僕に泣いて縋りついた。
相当心配だったのかな。
…僕はそれを何にも思わずに慰めることしかできなかった悔しさ、悲しさが残っていた。
眠ることができなかった。
夢を見て。
闇の中に一人孤独になる夢。
ここにいるよ、と叫んでも何も返ってこない。
いつしか僕は消えてるんだ。
一人で嘆いて
一人で悪夢に縋りついてたんだ。
朝
ヒーローインターンが始まる。
でもそこに不安はなかった。
それは僕にもなぜかはわからないけど、
感情が戻るって
自分で思えるようになったんだ。
不安なことは全部投げ出して
僕は雄英へと大きな足を踏み出した。
ガラガラ…
麗日)デクくんおはよッ、
デク)おは…よう…!
麗日)デクくん…
なんかいいことでもあった?
デク)…別に。
麗日)デクくん!顔真っ赤よ?!
デク)え…?
耳郎)うぇ!?
麗日)…ちょっとずつ、だね!
デク)うん!
その時の麗日さんの笑顔は
散れて舞う花びらのように綺麗だった。
嗚呼、僕。
笑顔になれるんだ
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忙しいから短くてごめんね
コメント
9件
無理せずご自身のスペースで!
その時のお茶子ちゃんの顔見たかった…