ソ連視点
「なぁ、少しお手洗いを借りても良いか…?」
「嗚呼!そこのドアを開けて右側にあるぞ~」
扉がバタンと閉まり、立ち込めていた甘い匂いがまた香る。
я達はあだ名で呼び合うくらいには仲良くなっていた。
でも楽しく会話してたときも我慢してたんだよな…
「ゔ…ッッ…はぁ゛、」
流石にもう少し抑制剤を飲んでおかないと危ないな…と思い、机の上にバラバラと薬を出す。
手のひらに数粒出したとき、扉が開閉する音がした。
「ぁ…」
「そび…、え、???」
…最悪の場面だ。
なちの目の前には仲を深めた男がODしようとしているにしか見えない…
「何して…え…ん、???」
めっちゃ戸惑ってるヤバい!?
これ薬のパッケージ…見られたら本当に終わりだぞ…
「え、フォーク…、?そして俺ケーキ…?」
うん普通にバレてたな。
引かれるなこれ…なちはもっと深い付き合いになるかなと思ってたが…
ここまでみたいだな、…w
ほんと、最悪だ。
「…怖いだろ…自分を食べれる奴と一緒に居るなんて、」
「いや別に…そびがフォークでも良いけど」
予想外の答えが跳ね返ってくる。
今まで隠し通そうとしてきたものはここまでちっぽけなものだったのか?
いや…周りの人がみんな居なくなるくらい重要な事のはずだ。
「寧ろそびに食べられて死ねるなんてこれ以上無い幸せだ!(笑)」
硬直したяにまたなちの言葉が飛んでくる。
さも当たり前かのように身体を差し出してくる姿に驚く他無い。
でもとりあえず薬は飲まなければ、
「んぐ…」(飲
「少し量が多すぎやしないか…??」
「これくらい飲まないと効かなくてな…今まで出会ったケーキではこんな事無かったんだが、」
「俺はケーキの素質があるんだな!」
「喜ぶ事じゃないけどな…」
フォークとケーキでの他愛ない会話こそ、大事にするべきだな、と思った。
フォークでGoogleに掛ける君を見てると…君なりにяの事を知ろうとしてくれているのだとつくづく実感する。
「フォークは…ケーキの唾液、血液、精液、汗、涙、臓器などの全身…全て甘く感じるのか…」
「気持ち悪いよな…」
「いや、これ本当かなって思って…」
「試したことは無いから分からんが…甘い匂いはする、」
「…じゃあ試すか」
「へ???」
試すって…
なちはяを殺す気なのか?
力尽きましたすみません
コメント
5件
興味津々でかわいい。でも普通に危なくないすか(心配)
ナチくん優しすぎ!まじで尊っ! 2人は幸せで終わってくれー!