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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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続きでさぁ。

(だーれも死んでない。みーんな生きてる。)




小峠が長門にさらわれて数分後。家入組長と柴原の身柄を家入組に預け、宇佐美は全速力で青山の元へ向かっていた。

宇佐美「青山の兄貴ぃぃ!!!」

青山「うおっ、ジュンか!ちゃんかぶはどうした?そっちに行っただろ?」


そして宇佐美は肩で息をしながら事情を説明した。

宇佐美「小峠の兄貴が神城組に攫われました!家入組長を人質に取られて…!柴原さんは長門に殺されました!俺が着いていながら申し訳ありません…!」

青山「なんだと………?」

それを聞いた青山の雰囲気が一変する。

宇佐美「長門は小峠の兄貴をめちゃくちゃ気に入ってて…組からの命令だと言ってました!」

青山「へぇ………よりによってちゃんかぶを攫うか……勇気あるなぁ神城組ぃ…!!!」

青山は額に血管を浮かばせ、手は血が滴るほどに握りしめていた。

青山「ジュン、まずは組に報告だ。俺は家入組へ行って報告だけしてくる。お前は野田の兄貴に連絡しろ!」

宇佐美「はいっ!」


そして青山は家入組へ走り去っていった。



そして青山の宇佐美が別れた直後、天羽組本部に1本の電話がかかってきた。


プルルル…プルルル……

野田「あん?……宇佐美?情報連絡は華太の役割のはずなんだがなぁ…」

野田は少し違和感を覚えながら電話に出る。

ピッ、

野田「なんじゃい?」


宇佐美『野田の兄貴!!緊急事態です!小峠の兄貴が………神城組に攫われました!!!』


野田「……あ゛ぁん……!?」

それは幹部である野田も目をひんむくほどの重大報告だった。

野田「詳しく話さんかい!!」

突然の大声に組内にいた構成員が全員振り返る。

宇佐美『俺が家入組長と柴原さんと一緒にいたところに神城組の長門が射程を3人連れてきて…それで警戒しすぎた柴原さんがあっちの構成員1人を撃ってしまったんです…!それでそいつはのこり2人の舎弟によって病院に運ばれて。それで長門がブチ切れて家入組長に切りかかって、家入組長は何とか生きてるのですが……それで俺もやられかけたところに小峠の兄貴が来てくれたんですけど、長門は家入組長を人質にとって神城組に来いと脅したんです!それで小峠の兄貴は………………』


バンッ!!


そして少しの沈黙の後、野田は机を叩きわりそうな勢いで立ち上がった。

永瀬「うおっ、なんだぁ?」

小林「野田の兄貴ご乱心?」

飯豊「なんかあったんすかね…」


野田「…宇佐美ぃ、とりあえず青山連れてこっち戻ってこい…緊急で会議を開く。時間がねぇ」

宇佐美『承知しました。今すぐに戻ります。』

ピッ……


そして野田は電話を切る。

須永「野田の兄貴ぃ?なんかあったんですかー?」


野田「お前らその耳かっぽじってよく聞けぇ…」

組員「???」

野田は怒りに顔を歪めながらこう言い放つ。


野田「華太が神代組に攫われた…!」


組員「…あ゛?」



そして今報告された事を組員全員に一通りつたえると、怒髪天を衝く勢いで怒り狂った。


小林「…舐めてんねぇ……グリンかます…」

和中「怒髪衝天……全員輪切りだ…」

須永「よっぽど俺らに殺されてぇみたいだなぁ…」

永瀬「全員目玉炙って地獄見せたらァ…」

工藤「仁義はずれ共が…腹かっ捌いてやる…」

冨樫「全員餅にしてやるよ…」

南雲「俺らの華太を奪った代償はでけぇぞ?」

矢部「セクシーじゃねぇなぁ……全員地獄行きだ」

香月「だせぇ男は駆除するに限るぜ…殺ってやるよ…」

速水「これは宣戦布告だね…絶対に許さない…」

飯豊「全員ぶち殺してやらァ…」

北岡「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」

工藤「絶対に取り返す…!」

茂木「神城組…俺らの地雷堂々と踏み抜いていきおって…許さへんで??」

水野「こればっかりは許せない。死刑。」


そしてここに、天羽組の神城組による、小峠華太を巡った全面戦争の火蓋が切って落とされた…!


to be continued.

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コメント

10

ユーザー

続き待ってます!!(*^^*)(*^^*)!

ユーザー

はよぉ続きをおくれよ(ㅅ´ ˘ `)(>人<;)

ユーザー
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