テラーノベル
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激重
「遅くなるけど今からお前ん家行くな」
そんな勇斗からのメッセージを無視して
俺は自分の腕を傷つける
カッターを持って洗面台の前に立った
鏡に映るのは気力を無くした 吉田仁人
ビッ
「…っ、」
ポタポタと血が流れる
痛いはずなのに 何故だろう
これが心地よかった
「!?、」
傷が深くなりすぎたのだろうか
…そういえば さっき錠剤を飲んだ事を忘れていた
「…はぁ、っ」
急な吐き気と喉が焼けるような感覚
「おえ、っ…」
洗面台には自分の血と吐瀉物が広がる
「かひゅ、っ」
「はぁ、っ、はぁ、…」
自分が情けなくて、なのだろうか
オーバードーズをしたからなのだろうか
意識が朦朧としてきた
息を吸っても酸素が入ってこない
目の前が真っ白になって
「ひあ、っ… 」
俺は倒れた
佐野side
大分着くのが遅くなってしまった
『仁人ー?』
声をかけても返答が無い
洗面所を見ると 仁人が倒れていた
『え、!?』
洗面台には大量の血と 吐瀉物が広がっている
切ったんだ、そう思った
『…、仁人?仁人!!』
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