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コメント
2件
お〜お〜、面白くなってきたぞい☆(元から)早く来週にならないかなぁ〜とね☆
__ウパパロン side__
ばたり、と音をたてていえもんが床に崩れ落ちる。寝込んでいた時にレイラーに二人の「闇の契約」の話を聞いてはいたものの、俺は驚きのあまり固まってしまう。
めめはいえもんの呼吸を確認した後、彼をソファに寝かせた。夜には起きるでしょうから今のうちに作戦を決めてしまいましょう、と言われたが、正直俺はそれどころではない。
………恐ろしい。
さっきまでは普通に話していたのに、唐突に実力の差を意識させられた。彼女らの逆鱗に触れてしまった時、これほどまでにあっけなくその力にひれ伏してしまう。考えるまでもなく、そう肌で感じた。
本当に恐ろしい。けれど、やらなくてはならない。ーーを■■■■■に、彼女たちを利用するのを。じゃないと俺は__
めめ「あの鉱山では何が採れるんですか?」
彼女の言葉に思考が遮られた。考えにふけすぎていた。ハッと我に返る。
めめ「ウパパロンさん?大丈夫ですか?」
前を見やると、少し困惑している彼女の顔が視界に入った。怒りを買ったわけではなく、どちらかと言うと、心配されているのを察して安心する。
ウパパロン「すみません……えーと、なんの話でしたっけ?」
レイラー「あの山で採掘されている鉱物の話ですよ。もし高値で売れるなら、侵略のついでに拝借しようかと思って」
村にある鉱山か……何が採れたっけな……
俺は昔の記憶を探る。坑道から出てきた大人達がもっていた籠に、それらしい結晶が入っていたのを思い出す。
確か少し透明がかった紫色で…………角ばっていたような……
ウパパロン「アメジストです」
頭の中にその名前が、ポッと浮かんだ。小さい頃周りの大人がよく言っていた単語だっだ。
めめ「アメジストですか……う〜ん比較的安価ですね……他にはありませんでした?」
また記憶の山から探してみるが、思い出したどの籠の中にも紫の結晶しか入っていなかった。
ウパパロン「多分ないと思います。金属とか石炭系も無かったので、アメジスト一本で村を支えてたんでしょうね……」
めめは、そうですか……、と相槌を打つ。
レイラー「でも、ないよりマシですから持ってきません?……どうせそれを売る予定だった人は死にますし」
どうせ村が無くなるからありがたくいただいてしまおう、と言うわけか。
めめ「そうですね……じゃあ組み分けは鉱山組と侵略組でしょうか」
ウパパロン「俺、鉱山組がいいです……!!」
一か八かで希望してみた。その希望が通るかは分からないが。
ウパパロン「俺がいれば複雑な鉱山で迷いづらいですし、戦闘力も低いので」
魔力者二人に比べれば、と心の中で付け加える。いえもんはどの程度の強さか知らないが、闇の契約といいブロックテントとか言う発明といい、この2人はただの魔力者では済まされない。
めめ「それはありがたいですが…いいのですか?その、復讐しなくて」
言うまでもなく俺はあいつらを憎んでいる。だが、それよりも大事な目的があるのだ。……復讐の何倍も。
ウパパロン「大丈夫です。むしろ、鉱山に行きたいです」
懇願すればめめは、いいでしょう、と言ってくれた。しかし俺が必死になりすぎたのか、不可解な目で見られた。いけないいけない。冷静にならなければ。
レイラー「私と師匠が侵略組にします?あ、けどそれだと魔力者と能力者で分かれることになりますよね……戦闘方法の幅が狭くなりますか……?」
めめ「そうですね。ですけど、広い村を囲うなら私達が組む方が一番効率がいいと思います。鉱山もある程度体力が必要そうですし2人に任せましょう……多少のリスクはありますが」
レイラー「分かりました」
ウパパロン「了解です」
めめ「じゃあ話をまとめます。決行は夜。私とレイラーさんが鉱山組、ウパパロンさんいえもんさんが侵略組に分かれます。鉱山組は鉱山に置いてある鉱物を盗むことと、鉱山内部での戦闘を担当。侵略組は、村の壊滅を行います。各自備えてください」
はい、という返事に反応して、寝ていたいえもんが起きた。
はいここまで!時間も時間なのでまたね!(((