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生まれた時から俺はずっとΩだった。でもヒートの抑制剤でいつも大丈夫だった。だから今回も────大丈夫だと思った。
(トイレの個室に入ってます)
彰人「…はぁっ…はっ♡…」
あれ、抑制剤がねぇ…どうしよう…学校なのに────
終わった、と1人絶望していると、外から人が声をかけてきた。
???「中に誰かいるのか?」
彰人「すみま、せっ…ヒートになってしまって、抑制剤がなくて…」
司「む、そうなのか渡すから扉を開けてくれないか?」
救世主…!!良かったあ…
ガチャ…
彰人「って、司センパイ…!?」
司「彰人!?Ωだったのか!?」
(ちなみにΩなことは周りに隠してます)
彰人(ぁ、これ終わったわ…)
またもや絶望。終わった…
司「とりあえずこれを…ってない!?」
彰人「え…?」
司「ほんとうにすまん!!無くしてしまったようだ…」
(フェロモンの匂いがすごいな…)
いいぞいいぞ理性壊れろ!!(主の心からの叫び)
モブ「でさーw」
司「まずい誰か来た…!!」
センパイはとっさに個室に入る。
彰人「ちょっ!?」
司「すまんな彰人…しばらく我慢しててくれ… 」
彰人「センパッ…辛いですぅ……センパイのいれてぇ……?」
何故か俺の口はそんなことを言ってしまう。
司「……なっ!?…」
続く…