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第6話 ギルド会議
へーロス王国のギルドマスターたちが一カ所に集まる。
へーロス王国のギルド数86個
へーロス王国の各所の代表ギルドマスター
7名
ギルド龍の鉤爪 代表サクラ・ハニントン
ギルド魔王の瞳 代表(代理)アヤメ・ギャラクシ
ギルド樹王の刃 代表レイラ・スカーレット
ギルド聖霊の宿 代表ハニャル・ニャラタ
ギルド獣魔の牙 代表ゲハンナ・ガルス
ギルド孤高の剣 代表ハルルダ・ドストン
ギルド霊王の墓場 代表バレスタ・レナト
広い居間に各所の代表のギルドマスター達が椅子に腰掛けていた
そして1人の男が書類を持ちながら立っている 。その男は目が隠れるほどの青髪で、聖職者の様な服装をしている。
『えぇ…じゃ司会進行は私バレスタがやらしていただきますっと…』
『おうっ待てやごら!!!』
と1人の巨大な鳩の被り物をした毛皮を羽織った男が会話を遮る。
『んすか…ゲヘンナさん…』
『んすかじゃあねえんだわぁ?!んで魔王の瞳のギルマスさんは毎回代理のこいつに任してんだよ!なぁ?!!』
代理と思われる金髪サイドテールの綺麗な赤色のメッシュのメイド服の少女が話す
『くふふ…。すいません…ギルマスはいつも忙しくて…♪くふふ。』
『ダラァ!!!クソッ!』
とゴスロリータ姿の高齢のドワーフと思われる男が話しだす。
『パヤァァァァ!!!落ち着けよ若造共ォ!!!』
『ルルダおめえ真面目にやれよしばくぞ』
『おし、表出ろ鳩ガキ』
『真面目にしません?…』とイライラした様子のサクラが話を遮る。
すると紫髪ポニーテールのおでこの右側に生えた角と銀のメッシュと片方は虹色、もう片方は紅色の目をした美麗な顔立ちの洋風と和風を合わせた様な一風変わった服装を着た少女が話だす。
『そうだね、とっとと話…済ませようか…四災«天淵の骸龍»ドラコモルデス について。』
『その例のドラコモルデスって奴が今の状況に関係してるって話だけどマジなのかよ!!しかも四災って言われてっけど他の見つかってねえんだろぉ?!!なぁ!!!』と捲し立てる様子でゲヘンナが言うとサクラは
『黙れつってんだろ手羽先にすんぞ鳩ガキ、でさドラコモルデスについてだけど』
《すんげえ速度で話変わったし、んだよ鳩ガキって…俺ぁ62だよお兄さんだろうが…》
『クエストに行ったうちのメンバーたちが正体不明の集団と闘ってるときに、運良くダンジョンを見つけたんだけどそこに五体の怪物が描かれた壁画を発見した…そこには抽象的ではあるが恐らく今回発見されたドラコモルデスらしきモンスターも見つけたよ。』
あぁ…これ、その壁画の資料ね。と付け加えて言うと資料を皆に回し始める。
『真んヤァァァ!!のモンスタァァーー!!!は何だ?』
『うっせ…真ん中のは魔王、』
『ほへー…』
『…』
『『『『『魔王?!?!』』』』』
『サクラ…報告のしなさすぎは流石に良くない…ハニャルはビックリだい…』と全身黒のマントを身に纏った少年が喋り出した。
『ごめんごめん』
『何で!!!今まで!!此奴らの情報が無かったんデェェェイ!!』
『さぁ…恐らくは途中で伝承が途切れたんだろうと思う…』
『でもよぉ、普通途切れねえだろ?こんな重大な情報、意図的に誰かが情報をコントロールするなりしたとしか思えねえよ!!!』
『ハニャルも…その線はなくもないとは思うけど…今は取りあえずドラコモルデスについての対策を考えよう……』
と頭を抱えながら溜め息を尽きながら
『どうするつったって情報がこの古い文献数枚とサクラさんたちが見つけた壁画と…この1枚の写真だけですし…ね』バレスタが言う。
『このドラコモルデスっぽい写真もぼやけてるし…普通にドラゴンの説はないの…?』
『嫌!!!ない!!!』
『るせぇ…なんでよ』
『この地域では″龍域″がない。よって恐らくこれはその例のドラコなんたらで合っていると思う!!ヤァァァ!!』
※龍域 龍が住むのに適している所の事。
流域の条件は
子供の育児に適している場所
水飲みや狩りがしやすい場所
自身より強い敵が居ない場所
『てかここってどこで撮られたの?』
『へーロス王国の北部!!!!山岳地帯!!!!因みに先程再度確認に行ったら痕跡とか諸路なくて多分どっか行った!!ヤァァァ!!』
『ちょいちょい…は?』
『はぁぁぁ?!!!』
『報連相しっかりしろよじいさん…』
『ハニャルはびっくりパート2』
『というかそもそも情報をつなぎ合わせると元々は封印されてたっぽいしぃ!!封印解かれた時点で大ピンチなのは代わりない!!ヤァァァァ!!』
『そうだけど…』
その時ドタドタと大きな足音が響き直ぐさまドアが開く。
「大変です!!!」
『何だぁ!!ヤァァァァ!!』
「へーロス北部にて!!封印されていた風の守護者!!ヴァユ・エネメルダが封印を解き逃走を図った様です!!」
『なにぃ?!!風の守護者はどこに行ったんだ!!』
「暴風の谷へと向かった様子です!それに加え!«天淵の骸龍»ドラコモルデスが暴風の谷で暴れています!これに応じて!!世界ギルド連盟は!!全ギルドに至急暴風の谷に向かって緊急クエスト«風の守護者»ヴァユ・エネメルダと«天淵の骸龍»ドラコモルデスの討伐をせよと!!!」
『くふふ…。』
『ヨシ!!皆の者!!早急に支度して行くぞ!!』
こうして彼等は討伐へと向かった。
あとがき
キャラ増やしすぎだって平田くん 良くないって…
作者の平田亀之助です。
今日の夜中から日帰り旅行行くことになったので次話の投稿が若干遅れそうです……
なので番外編を作らさせて頂きます!!!!
v(^o^)
短いかもですが見て貰えたら嬉しいです。
因みに言うと想像の五百倍早く話進んでます。まあ…うん…