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「ルシファー様正気ですか!?」
ゼフォンは息を切らしながら喉が震えそうな程の大声で言った。
「ああ」
ゼフォンのテンションとは全く違いルシファーは冷静に返事をした。
「いくらルシファー様でも敵のアジトに行くなんて無茶です!」
「いいかゼフォン、今の私は天聖ダアトのおかげで獣神化にまで到達した。その私が、今主戦力の天使達がいない天界の負けるとでも?」
ルシファーが鼻で笑って言った。
「そんな雑魚どもに負けるほど私は落ちぶれていないぞゼフォン。」
遡ること2週間前
「ゼフォン、なにか情報は掴めたか?」
「はい、かなり有力な。今天界では、ケテルが復活したようです…」
「!?なぜだ、奴は私の手で滅ぼしたはず。生き返ったのか?」
「そのようです。」
「そして今、天使達の中で内乱を起こし天界を驚異に陥れているようです。そして、現在天界の大天使長四人は封印されてしまっているようです。」
「行かなければ…私の仲間がやられっぱなしなのにじっとしていたなんて、」
「待ってください。ルシファー様、今のルシファー様では絶対に転生ケテルには敵いません、」
「なにを…、!」
「まだ話には続きがあります。現在、人間界の味方の天使に大天使長四人がいるようですが、それはクローンのようです。バカにされたもんですね…」
「やはり、」
「早く行くぞ!」
「お待ちください!転生ケテルに勝つならば、ダアト様の場所で修行を積むのが最短かと。」
「…?ダアト、?」
「そうです!それでは参りましょう!」