「凛!?」
くらくらしてきたっ…
『ぁ…ごめんッ…』精一杯のごめんだった
いつもみたいに笑いながら…
いつもみたいにふざけながら誤魔化すつもり
だったのに。
きっと今隠したって意味がないと分かった
2年生が廊下で倒れちゃったらしいよ?
まじ?やばぁ
凛…
あれから凛はどこかへ行ってしまって行方不明
状態だ。
校舎のどこを探してもいない
それこそ先生に言おうと思ったけどなんだか
凛に言うな、って怒られそうだったから
あちこちで凛の噂を聞きながら歩く廊下をなん
だか気色が悪かった
親友である私が寄り添ってあげなければならな
いのに…
親友である私が居場所分からなくてどうする?
親友である私が悩みを聞いてあげられなくてどうす る?
でも…何となく予想はできるかも…
凛は多分何かトラウマがあると思うんだけど、
凛はある一つのことに対しての対抗心、警戒心が強い のだ。
そう
恋 愛 だ 。
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