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「絵斗兄さん⁈」
そこにいたのは絵斗兄さん…とクロノアさんだった。みんなは知らないみたいだったが、兄さんとクロノアさんは前から行方不明になっていた。まさかこんなとこにいたなんて。嬉しさで涙がこみ上げるが、グッと堪えた。
「てかみんな大きくなったね!」
「逆にぺんさんたち全く変わってないっすねw」
「そうかな?ちょっとは変わってると思うけどw…」
ほんとだ。全く変わってない。ここまで変わらないもんなのか?
「ところでみんなはなんでここにいるの?」
「トントンの資料集めに付き合わされてんねん( ・̆ ・̆ )ふたりはなんでここおるん?」
「昔にここで起きた事件の調査をしにきたんですけど…誰もいなくて」
「事件?」
どうやら、2人は“零陀第一刑務所殺人事件“と言う事件の調査をしにきたらしい。この図書館、昔は刑務所だったようだ。しかし、その事件が起きたのはとうに昔のこと。なんで今更…
「未解決事件で時効も成立しちゃってるんだけど、さっき言った零陀第一刑務所がここにあったってことが分かったから上に「この事件お前に任せるぞ」って言われちゃって…
君たち、何か知ってることとか無い?」
そう言うとトントンがあの本を渡し、兄さんがその本を読み始めた。
『零陀第一刑務所規則』ーーーーー
囚人について
1 ※※は重※盗、殺人、またそれ以上の犯※※犯したものは地下※※※独房へ、
それ以下の犯罪※※屋へ収監すること。
2 看※※※※一度囚人の要望※聞き、要※※※※※を与えること。
ただし、凶※※※獄できるよ※※もの(※金やツル※※※※※※えないこと。
3 死刑囚には処刑※数を言い※さないこと。(死刑囚の自殺を※ぐため)
看守、※守長について
1 ※守は、エリア※※※看守長には逆ら※な※※と。
看守長は合※※※指示※※※※※※こと。
2 看守※、夜に※屋、独房ともに※回の巡回を交代です※※と。
3 囚人に※※※※※不尽な処罰はしないこと。
看守、看守長につ※※2
1 判断に迷っ※※※※※※※リアの副看守長、看守※※※※こと。
2 丑四つ時には巡※※※いこと。看守室から※ないこと。
文字が掠れていて読みづらい
ーーーーーーーーーー
読み終えるとすぐに兄さんは地下へ行ってしまった。それに続いてクロノアさんも追いかけて行った。……2人が若干透けていた気がする。もう一度確認しようとしたが、その時には2人はもういなかった。気のせいだろうか。
午前0時
「…これ俺らどうする?資料集めしてる場合じゃなさそうやけど」
「帰る?」
「もう帰ろうぜ なんか怖いわ」
「ん〜資料は今じゃなくてもええし、帰るか」
「おん もう帰ろ帰ろ」
ガチャ
「…ん?」
ガチャガチャ
「どしたんや鬱先生?」
「開かへん」
「え?」
もう一度コネシマが扉を開けようとしたが、やはり開かない。閉じ込められてしまった。残された選択肢は探索しかなく、俺らは仕方なく探索することにした。
そこでふと思った。
「…ってか、地下ってどこにあるん?」