続き。
なんでも許せる方のみ。
書いてて気づきましたが、推し贔屓をしていますので、ご注意ください。
🐒さん視点
その後、疲れ切っている体に鞭をうち、近くの家を訪ねた。その家の主はどうやら起きていたらしく快く俺らを受けいれ、泊まらせてくれるそうだ。
3つ仲良く並んだベッドに俺らは寝転がった。健康マニアのぺんてぃはそうそうに寝てしまった。少し話したあとはいぬたぬきも寝ていた。
俺はどうも寝られず、先程までいた教会に向かい、そこの屋上に行った。
ちなみに家の主も寝ていた。当たり前か。
「…」
村を眺めていると、漠然とした不安が押し寄せた。この世界にいる間現実世界の俺らはどうなっているんだろうと。弟…えびすはどうしてるのかな。なんて思っていた。変な不安で眠気が吹っ飛んでしまった。気がついたら朝になっていた。
🐧さん視点
「…ふぁ…よく寝た…」
隣を見るといぬたぬきが寝ていた。あ、そうだった。この世界…マイクラの世界に迷い込んだんだっけ。えんちょう。君は…あれ?いない。朝に壊滅的に弱い彼が起きているなんて…もしかしたら寝てないだけなのかもしれないけど。
とりあえず動こうと思い、家の外へ。家の外に行くと泊まらせてくれた村人が農作業をしていた。昨日のお礼を言った。ついでにえんちょう。の居場所を聞くと教会の上を指さした。
「私が朝起きた時からあそこにいるので…きっと寝られなかったんでしょうね。」
村人にはそう言われた。普通なら寝られないっちゃ寝られないか…。とりあえず教会へと向かうことに。
「えんちょう。君」
「ん…?あぁ、ぺんてぃ。おはよう」
「おはよう。寝てない?」
「うん。逆になんで寝れるのかを知りたい」
「そ、それは…まぁ…ね…」
「濁すなよぉ…。」
「そ、それはそれとして!泊めてくれた村人さんがこれからも家を使ってくれて構わないって言ってたよ。どうせならおうちを拠点にしない?」
「あー…俺はいいよ」
「ん、おっけー!このあとどうする?」
「俺は一通りの物資を集めるつもり。」
「あー…そうだよね…でもこの世界で何したらいいかわかんないよね」
「まぁ…多分エンドラだろ」
「それもそうだね。」
「…ぺんてぃは何する?」
「どうしよ…物資集めは…してくれるんだよね?」
「まぁな。…一人で行くべきだと思うしな。人が多いと守りきれない」
「…俺達も自分の身は守れるけど…」
「…雑魚なのに?w」
「耳が痛いわ!」
「……まぁ、俺に任せろ。このえんちょう。様だぜ?」
「wwwうん!w任せるよw」
「っははww」
こうして、えんちょう。は物資集め(主にツールや水バケツ、鉄鉱石など)をしてくれることに。
俺とたぬきはこの世界の情報を集めることになった。
この時は俺もたぬきも“能力”について知らなかった。
代償も知らなかったんだ…。
夕方、えんちょう。が帰ってくるまで…。