テラーノベル
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テイータイムに食堂に集まると、本日の新修業者として、挨拶がある。
「今日からしばらくお世話になります、黒木と申します。よろしくお願いいたします。」
夫人は一人、端っこの席についたが、何か違和感がある。緑茶とまんじゅうが出た。後ろの席から声がした。「黒木さん、アナタもアレ?」「え、?」「ここはねえ、運功大僧正と懇意になって、漢方薬を貰う修業者が多いのよ。」四十位の小太りで坊主頭の男が言った。「アナタは綺麗だからきっと彼氏とか、パトロンの分よね。」勝手に決めている。
男は続けた。「爬虫類の皮を干して、すり鉢で粉々にして薬草と混ぜんのよ。女には強すぎるらしいわ…」
(読めた。やっぱり昔の門跡は変な薬湯を貰って実験台にされたんだわ。頭がクラっとして滑って当たりどころが悪くて死んだのよ!)黒木夫人はゾッとしたが、修業はまだまだ始まったばかりで有る。その間、山富士達とは会えない。(兎に角ウラを取らなきゃ)
「まア、あたくしちっとも知らずに。体調が悪いから来たんですが、どうすれば頂けるんですの?」夫人はしらばっくれた。
「まア、運功センセイとのナニよ。」夫人は唖然とした。彼は男色家だった…
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saza
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水羽
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コメント
1件
黒木さんが修業者として現れた時点で何か裏がありそうだなって思ってたけど、最後の「彼は男色家だった…」で全部ひっくり返された…!和やかなお茶会の裏で、夫人が必死にウラを取ろうとする緊迫感がたまらない。漢方薬の話も不気味で、昔の門跡の死の真相が気になりすぎる。次の修業、どうなるんだろう🥀