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その日の夜。
私と瑠衣は、晩御飯を食べていた
「、、、ふーん、、、あんたの、ご両親が、ねぇ、、、」
「めんどくさいことになりそうだよね」
瑠衣は呆れたように言う
「何他人事みたいに言ってんの!あんた連れて返されるかもしれないんでしょう?」
「見つかったら絶対に連れて返らされるわ」
「、、、それでもいいわけ?」
「良いわけないでしょう?瑠衣や店長やお店のみんなと生活する楽しさを知ってしまった以上は、、、帰りたくない、、、」
「だったら!最低限外出は控えるべきよ!お金は私がなんとかするわ。できるだけ、たくさん働くから、、、!」
珍しく瑠衣が取り乱していた
私は、落ち着かせるように瑠衣の手を握る
「瑠衣に、負担かけたくないの」
瑠衣の性格は理解しているつもりだ
この子は、他人のためなら自分をも捨てる
優しくて芯が通っているけれど、自分が壊れかけだということに気づかない
だから心配なのだ
「それに、いつかケジメをつけようと思ってた。逃げてるだけなんて、なんか悔しいでしょ?正面から、あいつらと戦うから」
「、、、その」
「?」
「首の傷、、、」
あぁ、これかと思い、私は手を当てる
「それだけじゃない、、、あんたの、その綺麗な体に傷をつけたあんたの親を、あたしは絶対に許せない、、、だから、あたしにも、できることはさせてよね」
「、、、ありがとう、瑠衣」
〜深夜〜
まただ
またあの、青い空間
いつも通り、そこには少女がいた
どうやって話しかけようかと迷っていると、彼女はふと喋りかけた
「、、、ねぇ」
「!」
初めて彼女から話しかけてきてくれたので、驚いた
「あなたはどうしたいの?」
「どう、したい、、、?」
「、、、あなたの、ご両親のこと」
「、、、なんで、知ってるの、、、!?」
やはりただの夢ではないのか、、、
現実のわたしを知っている、、、?
だとしたら、いつから、、、?
「混乱してるわね」
彼女に言われて、はっとした
「、、、何故、私があなたのことを知っていると思う?」
「え、、、あ、、、」
わからない
わからないから、怖い
あなたが怖い
あなたがわからない
何も、知らないから。
「それはね、、、、、、」
「ここが、夢と現実との狭間だからよ」