side けちゃ
ずびっ
け「ん”んっ…」
け「…朝、、?」
昨日は朝からメンバーと打ち合わせ、その後は動画を撮って投稿。
そして会社で作業をし、帰ろうとした時に飲みに誘われた。
け「あー”頭痛い”..」
実は帰宅後は配信予定だったので飲みは断ったのだが、押しに弱い僕は結局配信後に飲みに行ってしまった。
け「ん”..とりあえず”まぜ..ち、」
僕の大切なメンバー兼恋人のまぜち。
いつも一緒に寝ていて、今日も隣を向くとまだ目を瞑っている王子様が居る。顎のラインが綺麗で寝顔すらもイケメンすぎる僕の恋人は最強。
け「まぜち….」
そんなまぜちの幸せそうな寝顔を見ると起こしたくない。
け「…朝ごはん”、作っておくか..」
まだ頭が痛くて起き上がるのも精一杯。昨日の飲み会が原因だよな、、
それにこんな弱くなってる僕をまぜちに見せる訳にはいかない。心配させたくないしね
け「..まぜち”っおはよー、僕ご飯作ってくるね”.」
喉もずっとおかしい、まぁ寝起きなのもあると思うけど。
まぜちの頭をすっと撫でてから僕はベットから立ち上がった。
け「げほッ”..うっ”“…ごほッ”“..」
sideまぜた
俺が目を覚ましたその時、いや、明確に言えばどんっという音で目が覚めた。
ま「…?」
あれ、?けちゃが、居ない?
ま「….けちゃ、?」
俺はすぐベットから降りようとした。
ま「…….?!?!”“」
ま「け”、ちゃ…..?」
そこには苦しそうな表情をして倒れているけちゃがいた。
呼吸は荒く顔も赤い、恐らく熱があるのだろう。
ま「けちゃ、!けちゃ!けちゃ!!!」
寝起きで頭が回らなかった。
ただ必死に、けちゃの名前を叫んだ。
ま「は、そうだ、救急車、救急車呼ばなきゃ….」
俺は救急車を呼ぶついでに氷枕をけちゃに上げるためリビングに降りた。
side けちゃ
け「ん”….?」
僕が目を覚ますとそこは寝室の天井だった。
け「あ”、れ、?僕、朝ごはん”ッ作ろうとしてッ…」
駄目だ。それから何があったのか全く記憶にない。
け「まぜち”..?」
ベットの上にはまぜちの気配も無い。
僕、、もしかして倒れてた?
何も考えられない。頭がボーっとする
でも、一つだけ頭の中で強く思う。
け「まぜち”に、会いたい”…泣」
こんな弱ってる姿を見られるのは正直とてつもなく恥ずかしい。
でもそんなことより、今はただまぜちの優しい声と僕を守ってくれるようなあの顔が見たい。
ドタバタと階段の方から音がした。
ま「……けちゃ!!!!!!!」
勢いよくドアが開くと、そこには氷枕と冷えピタ、大量の風邪薬を抱えたまぜちが立っていた。
け「..ま、ぜち”、?」
ま「けちゃ!けちゃ、泣」
安心して涙が頬をつたるのが分かる。
け「まぜち、”ごめん、なさいッ”…泣」
ま「なんで、なんでけちゃが謝るの、!」
ま「俺が、、俺がけちゃに無理させてたから…」
まぜちは目から大量の涙を流しながら僕を両手で包み込む。
け「安心”.するぅ、…..えへへ、」
1週間後
sideまぜた
あの日、けちゃが体調を崩した日から1週間。今はどうしているかと言うと
け「完全復活!!!!!!」
け「ねーえーまぜちー!!いっぱい話そ!いっぱい遊ぼ!あ、まぜちが看病してくれた時かっこよかったよ!!」
完全に元気を取り戻したけちゃ。ただの風邪で、細身すぎるけちゃは貧血になりがちだったからそれも相まったのだろう。
ほんとに世話のかかるやつだ。
ま「はいはい、治ってよかったねー」
け「ー!?もっと喜んでよー!!!」
け「まぁ、でも、あの時まぜちが泣きながら抱きしめてくれて、本当に嬉しかったし安心したよ」
け「ありがと、まぜち」
ま「..なっ!?、」
実はあの日の翌日からけちゃは俺にさらにベッタリになった。
ほんと、いつまでも気分屋な俺の恋人。
ま「….治って良かった、、その、、もう体調崩すんじゃねえぞ、心配だし、⸝⸝」
け「……!!うん!わかった!!」
ま「あ、これから1ヶ月けちゃのスケジュール管理は俺がする。あと飲み会も月に3回までな」
け「え”っ…..」
ま「けちゃが心配だから」
け「……!そーいうことならもちろん!!!まぜち!大好きだぞ!!」
ま「俺も」
けちゃが苦しい思いをするのは俺も耐えられないけど、こんなけちゃと過ごす毎日が大切。
愛してる、けちゃ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ずっと書きたかったシチュ!
そういえば前の仕様に戻りましたね; ;!!
運営様有り難すぎます😭😭
これから頑張って投稿していきますჱ̒՞ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳՞꒱
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