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side まぜ太
今日は俺のメンバー兼恋人のけちゃと久しぶりのデート。
普段けちゃから誘ってくれることが多いけど、忙しくて中々行けていなかったから今日は俺から誘ってみた。
ま「けちゃ〜準備終わりそ〜?」
け「ま、まってぇ〜、まぜち早いよ〜、!!」
け「よし!準備かんりょ〜!!」
小走りで玄関まで走ってきたけちゃは張り切ってオシャレをしていて、普段してないアクセサリーや特別にしてくれた紫色のネイル、三つ編みをして括っている桃色の髪の毛。
今日のために朝一番に起きて準備してくれていたと思うと愛おしくて仕方がない。
け「も、もぉ〜!!なにそんなにじろじろと、」
ま「あ、ごめんw相変わらずだな〜って」
け「なっ!!バカにしてるでしょ〜!!」
ま「してないってw ほら早く行くぞ〜」
横並びになって歩道を歩いていく。
風邪で髪が揺れてちらっと見える横顔。そこに見える頬はほんのり赤く染まっていてもう可愛すぎる。
ま「ここ、道狭いから気をつけろよ 」
け「うん!!ありがと、まぜち!!」
けちゃを歩道の内側に寄せてぎゅっと手を繋いで歩き出す。
満面の笑みでお礼を言ってくるけちゃ。可愛い以外の何物でもない。
け「、!」
けちゃがふっと顔を上げた途端一気に白い頬が真っ赤に染った。
けちゃの見ていた視線の先には、2人のカップル。腕を組んで体を密着させ歩いている姿が見えた。
これで照れちゃうけちゃ、最高に可愛い。
けちゃを見て思わず笑いそうになった俺はけちゃと反対の方向を向いた。
け「んー、、」
んーっと独り言を言ってからけちゃは俺に体を寄せ、腕に手を通してきた。
ま「寒かった?」
理由なんて分かっていてもけちゃの口から聞きたくてちょっと悪戯をしてみた。
け「んーん、僕も恋人っぽいことしたかっただけ、」
なんだよそれ。
え、いや、いやいやちょっと待てよ可愛すぎる。
俺の腕に顔をうずくめながらそう呟くけちゃの耳と頬はここからでも分かるくらいに真っ赤に染まっていた。
ま「けちゃ、かわいい、」
け「へ、!?」
しまった、思わず口に出てしまった
け「今、今可愛いって言った!?」
ま「言ってねぇよ」
け「言ったでしょ!!めったに言わないのに!!」
ま「うるせぇうるせぇ」
け「照れ隠しだ〜!!」
ちゃんと伝えられてない、「かわいい」「好き」をいざ言葉にすると顔が熱くなる。
かわいいのも好きなのも正真正銘本当のことなんだけどな。
ま「..好き」
最後まで読んで頂きありがとうございます🙌🏻♡
最後のまぜ太くんが言った「すき」はけちゃくんには聞こえていたのでしょうか!?
お互い恋愛になると初心なんだろうなーって考えながら書いていました👶🏻💖
次のお話もデートにする予定なので是非ご覧になって下さい🤚🏻♡