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【俺の事を好いている君がいる】
第5話 俺、実は…
じゃぱ「…ウッごめんなさいタッタッタ」
たつや「!?」
シヴァ「じゃぱぱさん!?」
トイレ
じゃぱ「…はぁはぁ…お腹痛…」
じゃぱ「しんど…トイレ行こ」
えと「おーい?何処にいるんだろ…トイレ行こ」
えと「バッタリあれ、じゃっぴ!?なんでここに?ここ『女子トイレ』だよ」
じゃぱ「!!やば…ウッ、フラッ」
えと 「うわっ!ギュ」
えと 「……小柄だ」
じゃぱ「ッ、」
えと 「もしかして、じゃっぴ女の子?」
じゃぱ「…はぁ。そうだよ、俺実は体は女の子なんだ」
えと 「めっちゃ見た目は男の子なのに…」
えと 「もしかして、今、『生理』だったりする?」
じゃぱ「そう、名前も男の子なんだけどね…」
えと 「もしかして、重い方だったり…」
じゃぱ「多分…ウッ」
えと 「大丈夫?大変だよね」
えと 「どうしよっか、たっつん達に言う?」
じゃぱ「!?絶対ダメ!!!絶対気味悪がられる…絶対信じてもらえない」
えと 「えぇ〜そんな事ないよ!行こっ!(手を引っ張る」
じゃぱ「あっ(転けそうになる」
えと 「危なっ!ギュッ早くいこ!」
じゃぱ「う、ん…」
たっつんの病室
えと 「やほっ!調子どう?たっつん」
たつや「えとさん!無事。じゃぱぱは?」
シヴァ「えとさん、」
えと 「じゃっぴ、おいでよ〜」
じゃぱ「…ヒョコッ」
たつや「顔青かったけど大丈夫か!?」
じゃぱ「…大丈夫」
えと 「あー今嘘ついたでしょ!」
じゃぱ「!?…何言ってんのえとさん」
えと 「そうそう、じゃっぴは実は…」
じゃぱ「あああああぁぁあぁだめぇえええ」
たつや「うっ、うるさい!!」
シヴァ「キーーーーン」
じゃぱ「あ、ごめん。えとさん、言っちゃダメって言ったじゃん!ダメだよ!」
えと 「だって、じゃっぴの身体に関わる事だよ?たっつん達、きっと心配してるのに!」
たつや「じゃぱぱ。何を隠してるんや?」
じゃぱ「ダメ!教えない!心配かけない!」
えと 「はぁ?もういいもん!言っちゃうもん!」
じゃぱ「えっダメだっ……ムグッ」
じゃぱ「しぅぁさん??」
シヴァ「口閉じようね〜(手で抑える」
えと 「今チャンスじゃん!たっつん!」
えと 「じゃっぴは実は、『女の子』なんだよ!」
たつや「え??」
じゃぱ「あ…」
えと 「そして今日は女の子の日が来てるみたい!…けっこう重めの」
たつや「は??マジで?」
たつや「でもじゃぱぱって名前明らかに男の子の名前…」
えと 「だけど、体は女の子!髪とか男の子ぽいけど」
じゃぱ「なんでえとさん言っちゃうかな〜ポロポロダメって言ったじゃん、」
たつや「女の子の日ってけっこう大変らしいやつだよね、」
えと 「そうだよ〜マジ面倒くさいやつ」
たつや「それの重めって、どんな感じ?」
えと 「うーん?お腹超痛いとかクラクラしたりとか?」
えと 「あっ!じゃっぴそれでクラクラしてるし、吐きそうなんだ!」
じゃぱ「えとさん…全部言うじゃん」
たつや「………」
第6話に続く