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ヴォルフラムとアベルの会話から、時はさかのぼり。
渓谷を進む戦列より、はるか後方。
厳重に守られた馬車の中で、ミリエットは女神セレネに与えられた腕輪を用いた、新たな力を発現させていた。
離れた場所にいる人間と、魂を用いて言葉を伝え合う――念話と呼ばれるものである。
『ミリエット様、こちらの準備は整っております。明日には、天候を雨へ変えられるかと』
頭の中に、直接響いてくる声。ミリエットは、それを聞き取ることに意識を集中させる。
「……ええ。では、そのようにお伝えします。そちらも、オーガス大公閣下にくれぐれもよろしくとお伝えくださいませ」
会話を終えると、ほのかに光っていた銀の腕輪が、ふっと輝きを失った。
話していた相手は、ウォズ公国のクロードである。
かの国は神々*************
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