コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
低クオ➡︎
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
璃愛side
今日も朝早くに目が覚める.
蓮と住み始めてからは蓮より早く起きる様に
している.でないと怒られるから.
まだ眠っている蓮の顔を見ながら
『今なら逃げられるんじゃないか』
と思ってしまう.
でもそんな馬鹿なこと考えても意味無いし
早く朝食の準備しよう.
キッチンで料理をしていると蓮が起きてきた.
璃「あ、蓮おはよう」
蓮「おはよう、ご飯作ってくれてんの?」
璃「うん、鮭焼いたよ.」
蓮「鮭か~.」
璃「ごめん、嫌だった?」
璃「う~ん嫌って言うか.」
璃「あ、じゃあ食べなくても大丈夫だよ.」
璃「お金渡すから行きに買っていけば?」
蓮「いや、別に.」
蓮「もしかして俺と食べたくない?」
あちゃ~.面倒臭い事になりそう…
璃「ご、ごめん、そう言うことじゃ.」
蓮の手が出る前に必死に弁解しないと.
蓮「冗談だよ.」
なんだ冗談か、
いただきます
ご馳走様でした
蓮が仕事に行く準備をする
璃「今日は何時に帰ってくるの?」
蓮「わかんないかな、長引くかも」
璃「そっか、行ってらっしゃい」
蓮「行ってきます.」
今から私一人の時間。とは言っても掃除する
だけなんだけどね
リビングの掃除は終わり.
にしても今日の朝はびっくりした.
蓮の機嫌が良かったのかな…
ガタッ
璃愛「いたっ、」
考え事をしていたら蓮の指輪ケースにぶつかってしまった.
璃「やばい、やばいやばい…」
全部拾わないと、
全部拾わないとまた怒られる、
確か全部で10個あったはず、
9個しか無い…
どうしよう、、隠し通せるかな…
3時間後
ご飯を作り終えテーブルに並べていた時、
玄関のドアの音がした.
蓮「ただいまー」
璃「あ、蓮、!おかえりっ、!」
蓮「、?なんか慌ててる?」
蓮「もしかしてなんかあった?」
璃「え、な、なんも、」
蓮「嘘つくな。」(詰め寄り)
璃「あぇっ、と、」
璃「じ、実は…蓮の大事な指輪、掃除してる時に無くしちゃって、」
璃「ほ、ほんとにごめんなさい!」
蓮「…」
蓮「いいよ」
璃「え?」
蓮「言うと思った?」
蓮「俺あの指輪気に入ってたんだけど.」
蓮「どうしてくれんの?」(頬叩)
璃「いたっ、」(転)
蓮「てゆうか何で最初隠したの?」
蓮「素直に言えよ.」(しゃがみ)
璃「ご、ごめ.」(泣)
蓮「泣くなよ.悪いの璃愛でしょ?」
蓮「謝ったら俺の指輪帰ってくんの?」
璃(首を横に振り)
蓮「だよね?じゃあどうすんの?」(頭掴)
璃「明日さがすから、っ」(泣)
蓮「見つけられんの?」
璃「見つける、」
蓮「分かった.叩いてごめんね.」(抱き締め)
璃「いや、私が指輪無くしたのが悪いから.
また明日探すね.」
蓮「うん.楽しみにしとくね」(口付)
蓮「お風呂入ってくるね」
璃「うん、」
いてて、ほっぺた赤くなっちゃった、
冷やさないと、
明日探さないとだなぁ.
また殴られちゃった.
やっぱ彼氏に殴られるのって変なのかな、
付き合った時は蓮も優しかったのになぁ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
NEXT