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1945年、”本来であれば“第二次世界大戦世界大戦が終戦した。
だが不思議なことに、この世界は“本来と違う”。
本来よりも早い連盟の解散、国連ができるまでの一年間のブランク、42年に国連の設立…
まあ、見ている本来の世界の君は何も知らないだろうから、詳しく説明しよう。
1945年。この世界では、枢軸国が優勢であった。枢軸、と言っても日独だけである。イタリア達みたいな国なんてとっくに野垂れ死んだ。まだかろうじて生き残っている国なんて、いるか怪しいくらいだ。
中には許しを請う者も出た。
しかし、現実はそう甘くない。
相手は悪名高いあのナチスだ。
ナチスは中国の「陵遅刑」を活用していた。短く言えば「心臓から遠い箇所を順に切り落としていき、絶滅させる」やり方である。かけられているのはアメリカ、ソビエト、フランス、イギリス、中国。ついこの前までフィンランドもいたらしいが、彼の持ち前の頭脳と体力でどうにか逃げ切ったらしい。
今、アメリカは日帝、ソビエトはナチスの支配下にある。三人の少女は、日帝の支配下、アメリカへと知らず知らずのうちに来てしまっていた。
「…私達もこのまま野垂れ死ぬのかな?」
「私にはその未来しか見えないよ。」
そんな二人の会話を耳にしたリトアニアは二人を睨みつけた。
「希望ハ最後マデ捨テナイッテ約束シタヨ」
「…でも、ここ…」
「…ナニアノ言語?」
「あれ、多分英語だよ…」
キャラ紹介
語り部
誰かはまたいつか。
エストニア(主人公)
正義感強めの女の子。
人の心を読める。優しいが偶に怖い。
ラトビア
おとなしめの女の子。
念動力が使える。か弱い。
リトアニア
結構気が強い女の子。
見ようと思えば未来が見えるけどあんま見ない予言者。腕力がお化け。