テラーノベル
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ジャック「全く……迷惑な奴だ。」
あれ?思ってたのと少し違う反応だった。
てっきり僕はもっと困惑されてしまうかと思ったのに、なんだか想定されていたような感じだ。
でも、そんなこと気にしてられない。
ダニエル「君のことが知りたい。」
僕がそう言った瞬間、いつも笑っているジャックの顔が少し歪んだように見えた。
ジャック「俺のことが知りたいって…何を さ……」
こんな風に探られたのは初めてだ。 俺の声 を聞かれたか…?
ダニエル「この前の…街中で…団長と話しているのを……一部始終聞いちゃった。僕も買い出しに出てて…」
ジャック「……! 」
ダニエル「悪い事をしたと思ってる!勝手に盗み聞いちゃって…でもあんなの聞いたら、居てもたってもいられなくて…!!」
頭をガンと鈍器で殴られたような、気持ちの悪い衝撃が、背骨を伝って全身に響いた。
もう手遅れだ。
全てバレてしまった。
そう感じた瞬間、酷い耳鳴りに襲われた。
絶望が喉を塞いでしまって、うまく声が出ない。
視界が激しく揺らぎ、足は筋繊維がすっぽり抜き取られてしまったように上手く力が入らない
ガクッ。
俺の膝は真っ直ぐ地面に引っ張られて崩れた。
最後の希望が潰えた。
ダニエル「ジャック!!」
僕は気づけばジャックに駆け寄り、彼を強く抱き締めていた。
コメント
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わあ……第8話、読み終わりました。ジャックの「絶望が喉を塞いで」という感覚、すごくリアルで胸が締め付けられました。今まで飄々としていた彼が、ダニエルに核心を突かれた瞬間の膝崩れ――あの描写だけで、どれだけ重いものを抱えてきたか伝わってきました。でもダニエルが駆け寄って抱き締めたところ、私は「やっと届いた」って思いました。友風さん、この二人の距離が一気に近づく感覚、本当に繊細で美しかったです。続きが気になりますね🌷