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慎二『なんで泣いてんの。』

一途『ちょっと思い出しただけ。』

慎二『元彼、てきな?』

一途『そんな感じ。』

慎二『一途から振ったんやろ?』

一途『まー、そんな感じ。』

慎二『一途、酔いすぎ。』

一途『酔ってない、イッただけ。』

慎二『しばくぞ笑』

一途『ねー、寝よ。』

慎二『一途、もっと俺に話せよ。』

一途『なにをー、』

慎二『俺は、お前の過去とか何も知らない。』

一途『あのね、慎二教えたげる。』

慎二『なに。』

一途『一途とアンタには過去も未来もないの。』

一途『過去とか未来を求める人もそんな関係も要らないの。嫌なら、慎二とはいれない。』

慎二『俺は、!』

慎二『、わかった。そうだな。』

一途『慎二、一緒に寝よ。』




一途『ねむーい、』

三奈『一途、さっきまで寝てたじゃん!』

一途『三奈の隣は安心するね。』

三奈『もー、一途そうやって誤魔化してばっか!』

一途『三奈、あんたも慎二と一緒?』

三奈『あんなやつと一緒にしないで!三奈は、本気で一途を愛してんの。でも、三奈はこれからなんて求めてないよ。一途と一緒に入れたら、それでいいの!』

一途『あんたは、ほんと偉いね。いい子だね』

三奈『一途、これからも一緒にいてね。』

一途『体も完璧なあんたは、私には不釣り合いだよ。』

三奈『一途の方が体綺麗だよ。』

一途『一途、来週嫌だな。』

三奈『新入生歓迎会?』

一途『新しい子って馴染みにくくて、頑張って馴染もうとして、誰でも好きになっちゃうの』

三奈『そうなの?』

一途『一途、そんな子に声、かけちゃわないかな。』

三奈『三奈がみててあげるね。』

一途『もし、持ち帰られたら、その時は邪魔しないでね。』

三奈『わかってるよ!三奈はそんなことしないよ!』

一途『三奈はホントいい子だね。おいで』









三奈『一途飲み過ぎだよ!』

一途『いいのー!今日は飲むの!』

慎二『今日じゃなくていつもだけどな笑』

三奈『あんたはどっかいけ!』

慎二『なんでだよ、俺は一途に会いに来たの!』

一途『ちょっとトイレ行ってくる。』

三奈『あー、あれは戻ってこないよ』

慎二『えー、まじで。ついていくわ』


一途『慎二、』

慎二『一途、とりあえず出しちゃいな。』

一途『慎二、ここでしちゃう?』

慎二『な、何言ってんだよ!』

一途『ほら、早く出してよ、』

慎二『ちょ、おま、触るな!』

一途『いいじゃんー、慎二つめたーい、嫌いになっちゃうよ。』

慎二『わ、わかった。タクシー、呼んでくるから、ここはだめ』

一途『わかった、待ってるよ。』

慎二『ちょ、とりあえず出しちゃいなよ』

一途『はぁ、今日はちょっと飲みすぎたな。』

『先輩いやらしいなー、』

一途『んー、あんただれ、?』

聞き馴染みのある方言と声、

『先輩、これから慎二の家行くん?』

一途『なんでもいいやろ、』

『先輩、俺と行こうや。』

一途『いいよー、』

『おいで。』

なんかこいつの声ふわふわする。

どうでもよくなっちゃうみたい。

慎二『一途、タクシー呼ん、だ。』

慎二『一途!どこ!』


慎二『おい!三奈!一途しってる?』

三奈『あー、一途なら後輩くんにつれてかれたよ』

慎二『だれやそいつ!』

三奈『あー、もしかして持ち帰ろうとしてたの?慎二。』

三奈『ざんねん、三奈がそんなことさせるわけないでしょ』

慎二『おまえ、後輩に持ち帰られてんねんぞ!』

三奈『いいの!あんたは邪魔なの!』

慎二『三奈、そいつの名前は?』

三奈『んー、しらない』





一途『ちょっと、どこここ。』

怜也『おれんち。』

一途『ホテルじゃないんー、』

怜也『ホテルみたいなおれんちやで。』

一途『ねえ、はよしよ。』

怜也『なあ、一途』

一途『んー、』

怜也『俺の事忘れんといてや。』

一途『わかった、覚えとく。はよしよ。』

怜也『俺の名前は怜也やで。一途。』

一途『あんたの名前は怜也ね。わかった。』

怜也『今日だけはなしやでー、また迎え行くから』

一途『まってるね、怜也』






一途『うわー、あたまいった。』

三奈『一途昨日飲みすぎてたもんー、』

一途『あのあとって、慎二と帰ったんだよね?』

三奈『そうなの?』

一途『だめだ、全然覚えてない。』

三奈『慎二、今日来てないよ。』

一途『なんでー?』

三奈『しらなーい。行ってみれば?』

一途『そうするー。』






一途『慎二ー、あけてー。』

慎二『一途、どうした?』

一途『慎二、昨日は楽しかったね』

慎二『昨日、ってお前覚えてねぇの?』

一途『なにがよ、慎二と楽しくしたんでしょ』

慎二『お前は、俺と帰ってねぇよ。』

一途『じゃあ、だれと。?』

慎二『しらねぇよ。』

一途『まあいいや。慎二、家ん中入れて、寒い』

慎二『いいよ。』

一途『おじゃましまーす。』


慎二『なあ、一途、あの後のこと本当に覚えてない?』

一途『それがね、全然覚えてないの。でも、慎二がタクシー呼んでくれたところまでは覚えてんの。』

慎二『なんだよそれ』

一途『だから、一途は、慎二に持ち帰られたとおもってた』

慎二『あのな、一途、もうちょっとしっかりしてくれよ』

一途『なによそれ、一途がどうしようと慎二に関係ないでしょ』

慎二『おまえは何も分かってねぇんだよ!』

一途『どうしたの、急におっきい声出して。』

慎二『俺は、俺はお前が大事だから。』

一途『一途ね、人を本気で好きになれないの。いや、なっちゃいけないの。一途が複数の人と関係を持ってるのは、自分の意思だよ。』

慎二『・・・』

一途『慎二に分かってもらおうなんて思ってないの。でもね、一途はこれからも慎二を本気で好きになることは無いよ。でもね、慎二を好きだって気持ちに嘘はないの。それが、一途の気持ち。』

慎二『そんなの俺に言ってどーすんの。』

一途『一途前も言ったけど、これから慎二が私と一生一緒にいたいって気持ちがあるのなら、一途は慎二と一緒にいれない。』

慎二『俺は、そんなのいやだ。』

一途『慎二、分かってくれないのなら、一途とばいばいして。?』

慎二『いや。俺は、一途とずっと一緒にいたい』

一途『じゃあもう慎二とは会えない。』

慎二『わかった!、もう、言わないよ。何も。』

一途『三奈とどうして続いてるのかわかる?あんなにも、メンヘラで、めんどくさいでしょ。普通ならあんな子選ばないよ。一途だってめんどくさい子は嫌いなの。』

慎二『なんでだよ。』

一途『三奈は、すごく私の気持ちを理解してくれるの。三奈は全部知ってるから。私たち4年前からの付き合いなの。だから、三奈には全部さらけ出せるの。でもね、三奈はわかってるの。いつか二人の関係に終わりが来ることを。』

慎二『俺にも、全部話せよ。俺だって、一途のこと理解出来る。』

一途『それは無理なの。慎二には、少し重たい話だから。』

慎二『おねがいだよ。俺は、一途にとっていらないのか?』

一途『慎二、一途は誰のことも必要ないの。でもね、三奈と慎二のことはほんとに大事だよ。だから、呼ばれたらすぐに行くし、呼んだらすぐに来てくれるじゃん。そんな関係でいいの。』

慎二『三奈とは、比べられてるみたいだけど』

一途『じゃあ、話したげる。離しても、私とずっと一緒にいれたら、付き合ったげるね。』

慎二『なに。』

一途『一途、人を殺したの。』

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