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また別の日は、兄さんの主のロシア帝国さんも交じって話した。
「俺の主は、小さい頃、吹雪の中外を出歩いて、雪だるまになった事がある。あの頃の主炎と同じだな」
兄さんは愉しそうにロシア帝国さんと兄貴の黒歴史?をばら撒いてた。
「会う人全員に話しまくるな!」
そんな兄さんに兄貴とロシア帝国さんが声を揃えて兄さんの口を閉じさせようとしてる。
俺はこの時悟った。兄さんに黒歴史なんてバラしたらこの世の終わりだと。
だから、俺は誓った。兄さんには黒歴史なんて見せないし、話さないし、悟られないようにする。と。
兄さんを前にしたら、誰だってこんな誓い、建てるようになるさ。
周囲の人みんな自分の黒歴史知ってるとか、羞恥心で死ねるだろ。
また別の日は、ロシア帝国さんと、兄貴の主のソ連さんも交じって話した事がある。
ロシア帝国さんと、ソ連さんはちょっと不仲みたいで、俺らと同じ家に住んでるのに、なかなか顔を合わせようとしない。
顔を合わせても、2人とも無言のままやる事を終えたらすぐに自室に戻ったりする。
そんな2人でも、兄さんに恒例の黒歴史暴露された時だけは、結託して兄さんの口を閉じさせようとする。
見てて本当に面白い。