今日は日曜日。
明日も休みだからと言って、久しぶりにお父さんに会うことになった。
話さなくてはいけないことがあったし、
不可抗力だったと思う。
普通にご飯を食べて、
普通にお話しして、
普通に笑って。
でも、途中で気づいた。
あれ、普通ってなんだっけ。
今まで普通だったこと。
最近になって普通ではなくなったということ。
あ〜..、変わってなかったんだ。
お父さんは。
俺が1番怖かったこと。
お母さんもお兄ちゃんも前に進み始めて、
いつも俺だけ取り残されていた。
俺だけ、まだあの家にいるようで。
目が覚めたら、あの家のベットで目覚めて、
ご飯を食べて、学校に行くようで。
いや、そう願っていたのだろう。
進めてないのは俺だけ。
変わっていないのは俺だけ。
進まなきゃ、いつも思っていた。
でも。
変わってないのはお父さんも一緒だった。
会話をしていて一気に蘇ってきた。
いっつも仕事で、平日はほぼほぼ会話を交わさない。
でもその分休日はいっぱい喋って。
どっかに連れて行ってくれて。
でもそれがたまに、まぁ結構めんどくさくて。
平日でもたまにメモ書きが残してあって。
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