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悪役でも
「」⇦いぎ 【】⇦あめ
『』⇦ふら
私はヴィラン側。
わかっているけど、ヒーローに憧れてしまう。
なんとしてでも成り上がってやる。
そう決心してから、良い行いをした。
したはず。
したはずなんだ。
独立戦争。
「っは…?」
【ふざけてんのか?】
頭が追いつかない。私は………私…は
「ぁ…あ」
【は?】
冷たい視線を向けられる。ここに居場所は無かった。きっと、最初から。
空っぽな心を抱え、家に帰る。
「どうすればよかったんだ…!!!」
ぬいぐるみに拳が当たる寸前
ピーンポーン
「…」
八つ当たりもまともにできなく、どんよりとした気持ちで玄関の扉を開ける。
『Bonjour!アングルテール!』
「あぁ、なんだお前か。」
気づいたら口にしていた。
『お前かってひどいよ〜』
『………ねぇ。』
「あ?」
『病んでる?…』
「は!病むわけないでしょう?」
『瞳曇ってるし、紳士な振る舞い一ミリも無かった。しかも、大好きなぬいぐるみに手をあげようとしたよね。』
フラカスが。
「…余計なお世話だ」
『余計だったかい?まあいいさ、シュークリーム買ってきてやったから感謝しろ。』
「ん…thank you」
『え、明日槍降るかも。』
「は?ぶん殴るぞ」
『んじゃ…また来るからね、愛しのアングルテール♡』
「気持ち悪…」
ガチャ
翌日
昨日は散々だった。
フランス…
心拍数が上がる。なぜだ。なぜ。あんなフラカスに…っ
「フラカスぅ…ぁああああああああ!!!!」
『どうした〜?』
「……………は!?!?!?おまっ…なんで!?」
『呼ばれた気がしたんだよね…で、何の用?』
「お前といるとなんか…心拍数が上がって…」
『ふーん…つまりjeのことが好きってこと?』
「な…っ…好きなんかじゃ…」
『ん…』
チュ
「むっ…は?/////」
『可愛いね〜』
「かわいくなんかない!!!/////」
『おっと』
本能的に拳を振りかざしてしまった。
「あ…ふらんしゅ…ごめ…」
ぎゅう
『大丈夫…もう大丈夫…』
「ぅぅうああああああああああああ!!!!!」
叫びながら涙を流す。フランスに抱かれながら背中を軽く叩かれ、顔が赤くなる。
「ふらんしゅぅ!!わたし!がんばっちゃにょ!!がんばっちゃのおおお!!!ああああああああああああああ!!!だのに、悪役になって……ひぐっ」
『よしよし、わかった
でもjeはアングルテールのこと好きだよ?悪役でも大丈夫』
「あくやくでも…らいじょぶなの…?」
『全然大丈夫』
「ひっくっ、ぐすっ、ぅあああ」
『よーしよーし』
終わり
疲れた