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次の日学校では 、 放課後にまた呼び出された 。
行ってみると若井くんは何にもなかったようにいて 、 少し笑いが込み上げてくる 。
いつも通り虐められてから 、 僕以外が帰ったあと 、 若井くんを呼び止めた 。
さっきまで弱かったフリをしていたが 、 若井くんの前では本当の僕をさらけ出す 。
大森「あのさぁ … 若井くんのせいで僕怪我しちゃった ~ 、 笑」
若井「っ … ぁ 、 ごめっ …」
若井くんは少し震えた声でそう言い 、 後退りをしている 。
大森「ねぇ … こっち来てよ」
若井「はっ … 、 ひゅ 、 、 わっ 、 わかった …」
若井くんは怯えながらもこちらへとことこと小刻みに歩いてきてくれた 。
若井「ど 、 どうしたの …… 、 ?」
僕は昨日とは裏腹に優しく微笑み 、 抱きついた 。
若井「へ … ? ! も 、 もときっ 、 、 ?」
若井くんは混乱していて 、 肩の力が抜 いていない 。
大森「何緊張してんの 、 笑 肩の力抜いて … ?」
若井くんは僕の言う通りにし 、 肩の力を抜いた 。
大森「昨日はごめんね 、 ? 若井くんが可愛くて ~ … 笑」
罪悪感なんて思ってるわけが無い 。
今だけ安心させるための魔法の言葉 。
若井「っ 、 もとき … 、 ?」
若井くんはまだ少し怯えていて 、 ガードが固い 。
大森「これからはちゃんと愛すから … 、 ね 、 ?」
若井「… ん 、 ほんとに …… ? 」
今更だけど 、 僕は若井くんより身長が高く 、 若井くんの方が身長が低い 。
今は若井くんが顔を上げていて 、 上目遣いをしている 。
少し涙目で 、 耳が赤い 。
大森「ほんとだよ 、 ? 笑」
僕はわしゃわしゃと若井くんの頭を撫でたら 、 僕は若井くんに太陽みたいな笑顔を向けられた 。
若井「一生 … 愛してよ 、 、 ?」
若井くんは僕のことを強く抱き締めた 。
あ ~ やば …… 本当に可愛く見えてきた 。
次回、♡1000
コメント
2件
どんどんよわよわになっている若井さんが素敵です🫶🏻👍🏻
弱虫な若井さん見れて嬉しゅうございます