テラーノベル
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何でも許せる方のみお進みください。
zmメイン 愛され
zm side
「うう〜ん………」
「青春だねぇ………」
「コラ!zm!授業に集中しなさい!」
「すみませ〜ん」
オレの名前はzm。無様にも足を滑らせて死んだ人だ。
そんなオレ、実は転生して高校生活を送っているのだ………!
窓の外を見て黄昏てたら先生に注意された。
ちょっとくらいいいじゃん。
何とオレは悪役らしく、主人公(?)みたいな存在のヒロ子さんを虐めているらしい。
主人公じゃないわ。ヒロインだわ(笑)
そんな悪役を押し付けられたのだが、本当に面倒だと思う(実は満更でもない)
仕方ないから演じてやろうと思う。
仕方ないし、、、な!!
だが、オレには盲点があった。
(…………ヒロ子って、誰なんやろ)
この教室にいることは間違い無いんだがな…………
「………こまったぜ」
『うわあいつ、一人で喋ってる………きも』
キミ。暴言の実力がないね。
だって一人で喋る時くらいあるだろう?
例えば英語のリスニングとか。作文発表とか。
独り言言ったことないんか………
ということは毎回友達か家族とかとしか喋ってないんやな。
自分の時間ないし疲れるやろ………可愛そ(哀れみ)
そんなことを考えてたら、shaがオレの目の前に立っていた。
「おいzm!聞いてんのか〜?」
「………え?ああ、おん。亀の甲羅の話やんな?」
「んな訳あるか!!?転校生の話や!」
「………てんこうせい」
「……なんや?興味でも持ったんか?」
shaはちょっと顔を顰めると、オレをじっ。とみた。
「…………いや、うん」
(めんどくさそうやなって)
「取り敢えずイケメンらしいぜ」
「ま、興味ねぇけど」
「おれもない」
「ほんまか!!」
急にshaが表情を明るくした。
ころころ変わんなぁ………此奴。
「今日一緒にゲームしようぜーーー!!」
「ん、いいぜ」
ゲームかぁ………マイ◯ラとかあんのかな?
「おーい!sha〜!」
「お、kn」
五月蝿い声に顔を上げると、
金髪の顔面偏差値114514さんが来た。
誰だろ。
「って………また此奴といるんか……⁇」
「…うるせぇ。そういうこと言うんやったらzmに近づかんといて」
shaが何故か滅茶苦茶ガンを飛ばしながら金髪男を睨んだ。
安心したまえ。結構気に入っているのさ、この悪役ポジ。
金髪君を見て取り敢えず笑っておいた。
「しっかりせえや!sha!此奴はヒロ子を虐めてんねん で!?」
「やからなんや!虐めてても虐めてなかったとしても、俺はzmの味方や!」
それはあかんのちゃうかなぁ。
取り敢えずうるさいね。
「きゃっ⁉︎」
移動しようと立ち上がって歩こうとすると、誰かがぶつかって来た。
んん?勝手にぶつかって来たやん。
「………大丈夫か?(お前の頭)」
「……っひ⁉︎z、zmさ………んっ」
怯えたように目を逸らし、地面に座る女。
目からはうるうると涙を溜めて、オレを見ていた。
「あいつ………!また」
金髪君が気づいたのか、こっちに来てオレの胸ぐらを掴んだ。
「ふざけんなッ!お前………何回言えば……ッ!」
「んん”………?」
やっば。話位聞いてなかった。
怒ってる。
はっ………⁉︎
「すまん」
「すまんで済むか!」
「焼きそばパンはお前にやろう」
「…………………は?」
ん?あれ?昼の購買の話じゃないのか……?
『貴様本当に尊敬するぞ。色んな意味で…………』
神様が呆れたように息をついた。
「……あざす」
回覧ありがとうございました。
カンヒュっていいね。
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コメント
4件
ゾムさんw www ゾムさん内容分かってなくて可愛いw 続き楽しみ( *´﹀` *)✨️
え、やばいこの物語 めっちゃ好きです!!!✨ zmさんのいつでも話聞いて ないスタイルが好きすぎます! しかもぶつかられたときの 「大丈夫か?(お前の頭)」 みたいなとこもめっちゃ 好きです! zmさんの心の声と話し方 面白くて全然飽きないし、 shaさんのzmさんの味方ポジも 好きです!いざとなったときに なにがなんでも守ってくれ そうで心強い...!! 続き楽しみにしてます!✨✨
全部好きすぎるんですけどもう愛してます(( タイトルがほんとに面白くて好きですw zmさんの心の声が本当におもろすぎてww 亀の甲羅の話wここ亀出てくるの好きですw 転校生…!??誰だろう…、 おもろいがありながらのshoさんzmさんを溺愛してるのほんと最高でしかない で、顔面偏差値114514ねww←knさんのこれ好きなんすよねw shoさんの溺愛っぷりがほんとにてぇてぇ… その後の焼きそばパンほんとにツボww 今回も最高でしたっ!!続きも楽しみにしてます!!