テラーノベル
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32
律
25,948
12,524
注意!
バットエンド
青黄、桃赤薄め?
友情濃いめ。
性描写(今回はないヨ)、虐待等
気分がすこぶるいい人orこういった作品が好きな人、大丈夫な人のみ!
第一話 出会い
ーーーーーー
痛い。寒い。今日はまだマシだと思う。ママを怒らせたから…お外にでたかっただけなのに。
黄「寒い…なぁ…」
朝になるまでは寒いよね…でももっと寒い時もあったから大丈夫。明日はいいことある。
朝、僕は明るい太陽と、スズメの声で起きた。まだお空が黄色いからママは起きてないと思う。お空がもっと水色になったらママがきっとお部屋に入れてくれる。それまではお歌でも歌ってようかな…
黄「♪〜」
ガララ
母「うるさいんだけど、近所迷惑だとは思わなかったの…」
ママが起きてきた。
黄「ごめんなさい…」
お部屋にはいれてくれた。ただまたママは僕をテーブルにあったスプーンでたたいてくる。時計で…本で…いっぱいたたいてくる。でも、ママは眠かったんだと思う。すぐやめてくれた。
母「ほんとに…あんたなんか産まなきゃよかった。朝から起こされて…今日も仕事だって言うのに…」
ママはそう僕に言ったあと、布団を被って寝た。僕は本を読んでることにした。お空が青くなってきたらママが起きてきた。服を着替えて僕にパンをおいて靴をはいていた。
母「その中に結構入ってるからなんとかしてよね…仕事行ってくる。しばらく帰らないと思うから、」
大丈夫。いつものことだから。ママはたまにしか帰ってこない。今日こそお外に出ようかな。本はずっと同じのだから飽きた。隣の部屋から聞こえてくるような楽しい音はここにはないし、この前買ってもらった塗り絵も全部やっちゃった。最近は時計の音を聞きながらベランダのありさんとお話してた。最近は寒いからベランダにはいきたくないな、
黄「お外出る時は鍵を閉めとくんだよね。」
ママがいつもガチャってやってる鍵がもう一個ある事を僕は知ってる。ちゃんとベランダの鍵を閉めてどろぼーさんがはいらないようにする。
黄「ママごめんなさい。」
でも僕はお外に出てみたいから。ママは一回お家をでたらめったに帰ってこないから。虫でも観ようと思ったんだ。マンションの裏は山になってて、ママが優しい時…パパがいた時に一回だけカブトムシを取りに行ったことがある。今は夏じゃないからカブトムシは居ないけど、葉っぱも土も僕には遊び道具だから、家に居るよりは楽しいから。山の中は明るくて、鳥さんが鳴いていて、葉っぱと土の匂いがしてそれだけで楽しかった。最初は汗だくになるまで走って、木に登った。
ガザッ
黄「だれ?」
?「あ、こんにちは…」
そのにはカッコいい男の子がたっていて、僕と違って靴を履いていて、服がかっこよかった。
?「……君も逃げてきたの?」
黄「ううん。逃げてきてないよ、おうちからでちゃってはいるけど…」
そういって僕は首にぶら下げた鍵を見せてあげた。そうしたらその男の子は顔を明るくして名前を行ってくれた。
桃「俺桃!鍵かっこいいね!大人って感じ!」
黄「でしょ!僕は黄、友達になろうよ!」
そういって桃くんとお空がオレンジ色になるまで遊んで、お家に帰ってきたときにはお空がピンクになるまでお家に帰る前に話してた。桃くんは僕と同じママとの2人で僕と違ったのはママが毎日いること。ただ、桃くんはママがあんまりすきじゃないらしい。
桃「ママは俺を子供として見てくれない。」
ママの話をするとずっとこれを言った。
黄「ママが自分の子供としてくれないなんてことないよ。ママはママだもん。」
ママはずっと僕をすきでいてくれる。僕はずっとそう思ってるから。でも桃くんのママは違うみたい。僕にはわかんない。
桃「ママにただの俺として見てほしい。パパと別れてたらママは変わっちゃった。」
そっか…僕と同じなんだ…僕もママはパパと別れちゃってから変わっちゃった。
お風呂に入って、ママからもらったパンを食べた。このパンはずっとママが買ってくるパン。水道で出したお水をコップに注いで、パンを半分にちぎって食べる。1個食べるとママが帰ってくるまでになくなっちゃう。その後はお布団にこもって寝る。いつも通りだけど、今日は外で遊んだし、明日も遊ぶ約束をした。今度は桃くんはお昼前から遊びに来るって言ってた。だからおにぎりを作ってくるんだって。僕は毎日夜にパン半分を食べてるだけ。だからか桃くんより身長がとっても小さかった。
黄「ママおやすみ。」
まくらもとママに写真を置いて寝る。安心して寝れるし、ママと一緒に寝てる気分になれる。明日もいいことありますように。初めてのお友達とまた遊べますように。ママにバレませんように。
そう願って僕は布団を頭までかぶって寝た。
NEXT第二話 お友達
コメント
1件
六華さん、第1話読ませていただきました…!😭💕 黄くんの「ママは僕をすきでいてくれる」っていう純粋な思いが切なすぎて胸がぎゅっとなったよ…。外に出たくて鍵を持ってる姿とか、パン半分を大事に食べてるところとか、子供なりの一生懸命さが伝わってきて泣ける🥺 そんな中で出会った桃くんとの友情の予感が、暗い中に一筋の光が差したみたいでほっとした…!2人の約束、絶対叶ってほしいなあ。続きが気になりすぎるよ〜✨