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side:shr.
今日は俺の家で聡と過ごす。
俺は聡の分と自分の分の飲み物を用意している。聡はテレビで自分たちのライブ映像を見ている。
「かっこよーー!!!」
聡の歓声が聞こえる。
1人なのにめっちゃ元気。
俺は飲み物を持ち聡の隣に座る。
「どうぞ」
「あ、ありがと〜」
「ねぇ見て、ここかっこよくない?」
聡はテレビのリモコンを手に持ち、映像を数十秒ほど巻き戻して再び再生する。
「ここ!!」
画面に映っていたのは、風磨くんだった
俺は素直にかっこいいと思った
思ったんだけど、聡がそこの部分だけを
何度も何度も再生しては巻き戻してを繰り返して、その度に褒め称えるから、俺はちょっと妬いてしまった。
「…かっこいいね」
つい冷たい口調で言ってしまった。
「え、しょーり?」
聡も俺の異変に気づいたんだろう。
テレビから目を離し、俺の顔を見る。
俺はきっと今、すごく冷たい顔をしてる。
それは聡の顔を見たらすぐに分かったこと。
聡が俺の顔を見て、瞬きをしながら目を丸くさせて驚いているから。
「しょーり?」
「…」
「…しょーり、どしたの?」
「…俺は」
「え、?」
「俺はどうなの?」
言うつもりのなかった言葉を
つい口走って言ってしまった
聡は目を逸らして数秒考える
「…え、あ、かっこいいよ!」
「しょーりもかっこいいけど、ふーまくんもかっこよかったから…」
「俺と風磨くんどっちの方がかっこいい?」
「え、?」
side:so.
どっちがかっこいいって、なんでそんな事聞くんだろう…
黙って考えてると、勝利が
「どっち」
なんて言いながら顔を近づけてくる。
まってまって
ちかいって
どきどきしちゃうよ、こんなの
「し、しょーり…!」
「…ほんと?」
「ん…ほんと」
「…そ、」
勝利は小さくそう言いながら顔を離す。
ドキドキしながらみた勝利の顔は、やっぱりかっこよかったし、ずっと見てたかった。
「…しょーり」
「ん? 」
「こっち向いて、」
「なに、」
勝利が僕の顔を見る。
僕も勝利の顔を見る。
勝利の顔がもう一度見たくて声をかけたけど、やっぱり少し恥ずかしくなって
勢いでそのままハグをする。
「ん、なに…笑」
「しょーりすきー…」
「うん、笑」
「……しょーりは? 」
「…好き」
「笑…やったー…笑」
「照れてんの?」
「照れてないからー!笑」
〖𝑒𝑛𝑑〗
雑すぎましたごめんなさい。
自己満なので許してください。