🗝「すみません、楽器の忘れ物ってありますか?キーホルダーが着いてる…」
店員「あぁ〜4番テーブルの…少々お待ちください。」
🗝「あ、はいありがとうございます。」
店員「こちらで間違えないでしょうか?」
🗝「あ、それっす!それっす。ありがとうございます。助かりました。」
ローレンは葛葉から貰ったキーホルダーを確認しベースを担ぎ駅方面へとせっせと歩き出す。
??「ねぇ君!ギターやってるの?」
誰かに肩を掴まれローレンはパッと後ろを振り向く。
🗝「ベースっすね」
ローレンは手を払いながらそう答える。
相手はスーツを来たサラリーマンだった。
「顔、近くで見た方が可愛いいね!女の子かと思った。今夜一緒にどう?」
ローレンはいきなり顔を近づけられビクッとする。
「ギャハハハハあいつ男子高校生にナンパしてんぞw」
🗝「はぁ」
ローレンはため息を着いて無視を決め込む。
「ちょっと、無視しないで!お兄さんがいいこと教えてあげるって言ってるのに。」
🎲「それ犯罪ッスよおっさん」
ローレンとその男の間に割り込む形で息を上げた葛葉がそこに居た。
🗝「ん?くっさん?なんでここに…」
🎲「ローレン行くよ」
そう言いローレンの手を握る。
🗝「…うん」
「はぇーローレン君って言うんだ名前も可愛いいね!恋人いないでしょ?結構タイプだからさ連絡先だけでも…」
🎲「俺が!そのローレン君の彼氏なんですけど!」
🗝「?!…///」
そう言い捨て葛葉は早歩きでローレンの手を引く。
あの男はもうローレンのことを追ってきてはいないようだ。
🗝「く、くっさん!」
🗝「くっさんって俺の彼氏なの?…///」
葛葉はピタッと足を止めローレンがいる背中側へと体の向きを変える。ぎゅっと優しくローレンを抱きしめ小さく口を開く。
🎲「…彼氏にさせてよ」
🎲「ローレンがいいなら…///」
ローレンの答えはこの問いをかけた瞬間からもうすでに決まっていた。
🗝「…うん」
🗝「良いよ…///」
ローレンは葛葉の胸に顔を隠しながらそう言う。その瞬間、ローレンのスマホから着信音がなる。
🗝「ん?」
イブラヒム
葛葉今日寮帰れないから
ロレん家泊まらせてあげて😭 20時30分
🗝「くっさん…今日泊まるところ無いの?」
ローレンは申し訳無さそうにそう聞く。
🎲「えっいや、寝カフェ行くから大丈夫…」
🎲「あっほら電車来たぞ、」
そう言いローレンを改札口に行かせる。
🗝「…くっさんも来て。高校生が寝カフェ入れないよ。」
🗝「それに今出張で親いないし…」
そう言いながら葛葉の腕をローレンは離さない。
🎲「…っちょローレン!」
🎲「俺何するか分かんねぇ…」
🗝「……っ付き合ってもないのに襲ってきたのはどっちだよ!」
🎲「…それは!ほんとにごめん。」
葛葉はそう流されるまま、ローレンと同じ電車に足を踏み入れてしまう。
コメント
7件
流石に甘々展開すぎて幸せです💞 最近コメント出来てなくてごめんなさい😭これからも応援してます🫶🏻︎💕︎︎

1話が更新されたときに見つけて付き合ったところまで見届けれてとても嬉しいです😿🎀 これからも応援してます🎶💝
最近忙しくて更新されても見れてなかったので久しぶりに見て疲れが一気に吹き飛びました!!!🥲✨✨✨ 続き待ってます🫶