テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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俺を見つけてしまったら、貴方は消えてしまう

第9話 - 戦国

2024年12月25日

#昔風

#妖怪

#ブロマンス

#嫌われ

#愛され

淺田﹆

「なんなんだよ、あれ…」

無言で走る新之丞が、少し怖く感じた。人々が戦争をしているように見えた

でも明らかに、俺らを狙っていた。

「一揆というものはご存知ないのかい。」

「一揆…？」

俺は少し首をかしげた。

「君は未来から来たのかい」

「なぜ…」

「場に慣れていないからさ」

ふふと笑っていた。俺が怖くないのか。

そう思っていた

「なんで俺らを狙ってんだよ」

「正確には、わたくしを狙っている。」

(は…？)

俺の頭の中には、混乱が勝っていた。

「この情報で、この時代がなに時代かピンと来るのもがないかい？」

(…戦国時代？)

戦国時代とは、簡単に。

日本の戦国時代（せんごくじだい)は、日本の歴史（にほんのれきし）において、15世紀末から16世紀末にかけて戦乱が頻発した時代区分である。世情の不安定化によって室町幕府の権威が低下したことに伴って、守護大名に代わって全国各地に戦国大名が台頭した。領国内の土地や人を一円支配（一元的な支配）する傾向を強めるとともに、領土拡大のため他の大名と戦闘を行うようになった。こうした戦国大名による強固な領国支配体制を大名領国制という。

；　Wikipedia(ウィキペディア)　

「あんた…名前、新之丞じゃないだろ」

「少し、わたくしのお遊びにご協力を」

再びニコッと笑って、新之丞は走っていた。