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「…俺らって、別れた方がいいのかな」
「なんで?俺のこと嫌いになった? 」
「このまま一緒にいても、舜太は幸せになれないと思うよ」
嫌いにはなれないし、嫌いじゃなくてとてもしんどい。でも、舜太がいない生活を想像すると、何をしても意味がなくなりそうだった。
一緒にいることが苦しいのに、いなくなることはもっと怖い。
「舜太のことは好きだよ。でも、好きなだけじゃ、どうにもならないこともあるじゃん」
そういうと舜太は何も話さず、ただ俺の手を握っていた。その手を振りほどくことなんてできるわけがなかった。
結局別れることはできなかった。
12月23日、人生最後の誕生日を迎えた。
「誕生日おめでとう、柔」
「ありがとう」
誕生日を迎えると同時に最後の1本の薔薇が枯れた。
少し前のある日、俺の誕生日に最愛の舜太と情死することを決めた。最初は少し怖かったけれど、舜太と永遠に居られると考えたらそんなのちっぽけだなと思った。
「…今までありがとう、舜太」
「……こちらこそありがとうな、柔」
永遠に幸せになれることを願って _
展開が無理矢理でしたが、ここまで見て下さりありがとうございました。
100本の黒い薔薇の花言葉は
『決して滅びることのない愛』
『あなたはあくまで私のもの』
『特別な存在』etc.
スグリ
『私はあなたを喜ばせる』
『あなたの不機嫌が私を苦しめる』
『あなたに嫌われたら私は死にます』etc.
コメント
1件
「好きなだけじゃどうにもならないこともある」って台詞がすごく胸に刺さった……好きだからこそ苦しい、でもいなくなる方がもっと怖いっていう、その矛盾した気持ちがすごくわかる気がするよ。 最後の薔薇が枯れる描写と“永遠の幸せ”への祈り、すごく美しくて切なかった。短いエピソードなのにずっと心に残る。読んで良かったです。ありがとうございます、yさん。