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「咲夜!今日は大晦日ね!」
ああ、おぜう様…今日も今日とてお可愛らしいこと…
「私は年越しの瞬間にジャンプするんだよー」
むっ…いもーと様…ジャンプ…ですか…
パンチラチャンスですね。
しっかり覚えておかなくては。
「それでは正月まったりできる様に食糧を買い込みましょう」
この時私たちは知らなかったのです。
最恐の姉妹喧嘩が始まる事に…
「ふぅ…やっと着いたわね。あれ?咲夜、 パチェはどこに行ったの?
確かについてきてたわよね?」
「ああ、パチュリーはとっくの昔にダウンしてますよ」
「ハウァッ⁉︎」
驚いているおぜう様も可愛いですね。
食べちゃいたいぐらいです。
「咲夜ー!私このトマトジュースが飲みたいなー」
「もちろんですいもーと様ッ!!」
「…」
少し高い気もしますがいもーと様の為なら必要な出費!!
「あとお蕎麦よね。年越しには欠かせないわ。」
「それでは行きましょうか!」
「咲夜ー私蕎麦じゃ無くてきつねうどんがいいー」
…年越しうどん…年越しうどん…
「いいですね!!食べましょう!!」
「咲夜ァ⁉︎そこはお蕎麦でしょう⁉︎アレルギーでも無い限り
元々の文化に従うべきよ!!」
まずい…ここが対立してしまうと
私はどちらに付けばいいのか分からなくなる!!
ああ、パチュリー。
中立の立場である貴方さえいれば…
なぜダウンなどしてしまったのです!!
「蕎麦蕎麦うるさいわねお姉様!!
かりちゅま無き今チルノと見分けられないわ!!」
いもーと様⁉︎
「いいえ!!チルノはむしろアンタよ!!
⑨の意味は?おk?把握?あんだーすたん?
なら私のグングニルが火を吹くぜぃ!!」
おぜう様⁉︎
ううっ…何をするべきなのか…そうだ!
中立の立場の人間を連れてくればいいんだ!
「時よ!!止まれ!!」
連れてくる人は決まっています!
ドラ○ンボールで生き返った霖之助!!
彼は中立の立場の人間として相応しい!
1時間後…
重すぎる!霖之助、細胞増えた?
ああ、いけません遠回しに太ったと言うのは…
「時よ、動け!」
「え、待ってここどこ?」
すいません霖之助、本当にすいません
「は⁉︎待ってグングニルの判定が霖之助に吸われて…」
「えちょま…」
ザクッ!!
気づいた時には霖之助の死体と血
そして血を舐めるいもーと様…
ああっ!いけません!
「いもーと様!穢らわしい血を舐めるのはやめてください!」
「咲夜、霖之助に失礼じゃ…?」
「いけませんいもーと様ァァァァ!!!!」
そういえば私達は何をしていたのでしょう?
とりあえず帰りますか…
霖之助の葬儀の準備も必要ですからね。
紅魔館のメイド長に休みは無いのです。