この作品はいかがでしたか?
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赤
⚠️自傷行為
一つ前のストーリーと連載として見ても、短編として見ても良さそうです.ᐟ🙆
短編として書いていたので内容が合わないかもです🙇💦
ご本人様とは一切関係ないです.ᐟ
赤『んん~っ』
『ふわぁ…ねむぃ……』
『はあ、今日…会議か…』
嫌じゃないし、いつも楽しいのに、
今日は身体がだるくて起き上がれない。
なぜかいきたくなくて、誰にも会いたくない。
でも、会議を休むことは絶対に許されない。
しかも今の状態だと無断で休むことになる。
ちらっと時計を見てみると集合時刻から10分ほど過ぎていることに気がついた。
もうすでに遅刻しているじゃないか。
そう思うとなおさらどうでも良くなってしまった。
ずっと近くに置いてある大量の錠剤に錆びているカッターにティッシュ。
反対側には小さい冷蔵庫。その中には水が。
辛いときは毎回これを使っている。
カッターで切りまくってから薬を飲んで寝る。
今までバレたことはない。
ない、はず……
赤『ふふっ、久しぶりだ…笑』
『っ、、いた…っ、』
『あははっ、きれぃ…こんなことしてたらおこられちゃう…笑』
『っ、ぐ…』
やりすぎた、深くしてしまった。
血が止まらない。だけど病院は 嫌だから放っておこう。
赤『はーぁ…』
『ごめんなさい、みんな。ごめんなさい…』
いつもより大量の錠剤を飲んで、ふわふわするのを待つ。
脳へ相当なダメージがあるだろう。
それは、わかっている。
でも、楽しいんだ。
赤『…っ、きもちわるぃ…っっ…』
いつもより多めに飲みすぎた。
動けないし、我慢するしかない。
気持ち悪さで眠ることができない。
もっと少なくしておけばよかったと心底後悔している。
どのくらい経っただろう。
何度も通知音と着信音を聴いた。
それでも見る気にはならなかった。
出る気にはならなかった。
みんな、家に来るのかな。
また、迷惑かけるのかな。
それはいやだな。
そんなの、自分勝手すぎるな。
紫『赤く~んっ』
部屋のドアが開いているから、声で誰かわかってしまう。
桃『多分これ部屋だろ、行くぞ』
ぜ~んぶ、バレてるんだ…
橙『多分袋いるよな、』
ぜんぶ、ぜんぶ…
青『あ、じゃあ僕赤くんの好きなものとか、買ってくるよっ!』
黄『あ、僕もついていきますっ』
『きっと包帯とか必要ですし…』
好きなものも、切ってるのもバレてるよね、笑
桃『赤…』
『リラックスしてていいよ。』
『なんも悪いこと、してないからな。』
赤『っ、……ウルウル…』
優しい言葉をかけられると、胸がキュッとなる。
これは罪悪感からなのか、嬉しさからなのか、
今の俺にはわからない。
桃『トイレ行けそう、?』
赤『フルフルッ…』
桃『ん、橙、それちょうだい』
橙『んっ!はいよ~』
紫『吐けそう、?』
赤『っ…』
橙『じゃ、色々取ってくるな〜、』
さり気なくしてくれる気遣いが、少し申し訳ない。
けれど、今の俺にとっては凄くありがたい。
赤『ぉえっ……ぅ、ポロッ』
緊張して吐くことができない。
苦しいのに、できない。
紫『大丈夫だよ、』
『どのくらい前に飲んだのかな、?』
赤『っ、…けっこ、まえっ…』
紫『ん~、ならなるべく早くしたほうがいいね、』
『喉に指、入れてもいいかな、?』
メンバーにそんなことされるの…ちょっと嫌だな、
でも…紫くんの気持ちを考えると、 逆の立場だと…
赤『コクッ…』
紫『ごめんねぇ、いくよ、大丈夫だからね』
赤『っぐ…お”え”っ…ポロポロ』
こんな姿を見せてしまって、ごめんなさい。
こんなことをさせてしまって、ごめんなさい。
桃『はいこれ、水。 』
『こっちの袋に出してね。』
赤『あいがと…っ』
橙『黄と青帰ってきたで~』
『あ、赤、腕見せてくれん…?』
赤『、ぁい…』
橙 『…消毒…痛いよな』
いつも放ってるから、消毒なんて…
でも、
赤『…俺が悪いから、いいよ。大丈夫…』
桃『ん、赤は悪くないでしょ。』
『それだけは訂正させて』
赤『…』
ネガティブ思考は、やめられない。
橙『ごめんな、軽くするだけやから…』
赤『っ、いだいっ…あ”ぅ…ポロポロ』
紫『あとちょっとだよ…大丈夫、大丈夫…』
赤『っ…ゔぅっ…ぃ…ポロポロ』
黄『はい赤、いちごみるくだよ~!』
『よく頑張りましたっ!』
赤『ぁ、ありがとっ…』
紫『最近大変だったし、しっかり休もうね』
赤『…うん、ありがと…』
『OD』
𝐸𝑁𝐷𓂃𓈒𓏸◌
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