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# 創 作 人 間 。
・ akpr
/
pr side
‘ か ら ん ッ ころ ん _ っ ‘
鈴の音が 頭に 響く と共に手厚な ドアが 開く 。
それも 軽々しく 。
みすぼらしい 格好 の 人が 入ってきた 。
「 花魁 、 今夜 は よろしくお願いします 。 」
此処 は 女装 男子 の いる 屋敷 。
江戸 にしては 珍しい だろう 。
この 地域 の 1部では ジェンダー の 平等 が 認められている 。
そん中の 1人が 俺 。
幼き頃から 花魁 という 役職に 憧れを 抱いていた 。
ず ー っと 。
しかし 、 世間は 甘くなかったんだ 。
男 だから 。 という 理由で 断れることが 全部 だ 。
気色が 悪い 。
気持ちが 悪い 。
こんな奴 産まなきゃ よかった 。
散々言われたさ 。
別に俺だって 特別 産んでくれと 頼んだ訳じゃない 。
どうせなら 今すぐ 死んでやろうか 。
なんてね 笑
今日は珍しい 客が 入ってきた 。
黄金色に輝く 髪の毛 。
きらきらと 偽りの無い 瞳 。
すらっと した 体型 。
オーラ というか 圧が 凄かった 。
そんな 彼も 俺目当て 。
はぁ っと ため息を つきながら 部屋に 入る 。
「 よろしくお願いします 〜 ♡ 」
猫なで声 で 彼を 堕とす 。
つもりだった 。
「 あぁ 、 … 笑 」
「 少し 添い寝とでも やりませんか 。 」
不思議な客だ 。
俺の客の 大数は ヤり目的 。
警戒しながら も 簪を 除け
そっと 彼に身を委ねる 。
「 おやすみなさい 。 」
彼の腕の中は 心地よく 。
撫でてくれる手は 大きく 潔い 。
夜なのにも関わらず 眠くなってきた 。
羞恥は ありつつも ぎゅっと 瞼を 閉じた 。
瞼を 開いた頃
時計の針は 3時を 指していた 。
客は ずっと 頭を撫でてくれているままで
俺が目を覚ますと
「 おはようございます 。 」
っと 元気な声で 言ってくれた 。
目覚まし代わり … とでも 言おうか 。
そんな彼が気になって仕方がない 。
「 なんで 俺に そんな 事まで ? 」
ついつい 聞いてしまった 。
彼は 一瞬 吃驚し 、 また 余裕を 戻して 口を開いた 。
「 一目惚れ 。 好きな人が 疲れた 顔 してたら 心苦しいでしょう ? 」
一目惚れ なんて 初めて 知った 。
客 が よく言う 一目惚れ は
性器 の 締まりがよく 顔が 良い 。
しかし 、 彼とは ヤッて いない 。
また 別の意味があるのだろうか 。
彼は そんな 俺の 様子を 察したのか
「 恋 ってこと 。 」
また 、 その 単語にも引っかかる 。
「 恋するって どんな 感覚 なの ? 」
「 胸が熱くなったり 、 どきどき すること 。 」
やはり 俺には 程遠い 感覚だ 。
そんな 経験 一つもありゃしない 。
「 俺と一緒に 見つけに行く ? 笑 」
なんて 冗談 っぽく 言う 。
俺は元々 強がり体質 な為
揶揄われたと 勘違いし 、
「 上等 さ 。 見つけるものならね 。 」
彼の手を取って ニヤッと 笑う 。
正直 駆け落ちとか してみたかったし 、
彼も 悪い 奴では 無さそう 。
「 … やっぱ 君 好きだわ 笑 」
彼も 俺の手を ぎゅっと 握り 、 屋敷から 出た 。
約1年が 経った 。
彼は 正に 犬 だった 。
凄い 甘えてくるし 外にも行きたがる 。
しかし 俺は 正反対の 猫 。
甘えるのとか無理だし 家の中で居たい 。
俺が 嫌 と 言うと 彼も 泣く泣く 従ってくれる 。
そんな 彼 に 少し 興味 が 湧く 。
これの 繰り返し 。
何気ない日常が 俺の幸せへと 変わっていった 。
そんな日常も 彼奴のせいで 壊れてしまう 。
普段と 変わらない 日を 過ごした後 、
俺と 彼は そそくさと 布団に入り 眠りについた 。
ふと 、 喉が 乾き 、 周りが ’ 暑かった ‘ 為 目を 開く 。
俺の 目に映ったのは 真っ赤な 炎だった 。
「 あ っきぃ ” ッ ! 」
そう 初めて 彼の 名前を呼んだ 。
しかし 、 そこに あっきぃの 姿は見当たらない 。
俺だけ 取り残された … ?
なんて 周りは暑いはずなのに 冷や汗しか 出ない 。
心配で 心配で 堪らない時 、 あっきぃが 俺の目の前に
姿を現した 。
「 逃げて 。 」
俺のことを 抱き上げ 民衆 の ところて 2階から 俺を 投げた 。
奇跡的にも 俺は 民衆の 手によって 支えられ 命は 助かった 。
しかし 、 俺の命の代償
彼の命が 亡くなった 。
1週間 、 食事が喉を 通らなかった 。
全て俺のせい 。
後々 分かったことだが あの 火事は 放火 だったらしい 。
俺の客が 駆け落ちしたのが 許せず 家を特定し 放火 。
その キッカケも 作ったのも 俺
気づかず 逃げれなかったのも 俺
あっきぃは 逃げれていたはずだったらしい 。
俺より先に火事に 気付き 、 布団に潜っていた俺に気付かず
そのまま逃げたが 俺の姿が無くて
家の中に 入っていったんだ 。
いつまで お人好し なんだ 、 笑
泣いて泣いて泣きまくって
涙が出ず 、 頭が痛く 、 くまが 酷い 。
もういっその事 _ 。
’ ぴー ん ッ ぽー ん _ 。 ‘
その時 インターホンが 鳴った 。
ドア越しに 立っていたのは あっきぃの 妹さん だった 。
「 兄の 遺書です 。 よければ 。 」
不気味な 笑みを 浮かべ 遺書を 渡してくれた 。
その 表情で 背筋が 凍りそう 。
ここで 読んでよろしかった らしいので
遺書を 開いてみた 。
「 大好きなぷーのすけへ 。 これを 呼んでいるってことは 」
『 俺 … 死んじゃったのかな 笑
ぷーのすけにさ 伝えたいことが沢山あるけど 絞って書くね 。 俺らが 出会った時のこと 覚えてますか 。 俺 、 その時 お見合い で 女の子と 結婚しなければ ならなかったの 。 でも 、 俺 男の子が 好きっていう 少し 変わっててさ 。 1回だけ 気晴らしに 屋敷 … 行ってみたの 。 そしたら 女装 らしくてさ 。 入ってみたら べっぴんさんが いるなって 思ったら 男の子で 嬉しかったの 。 それが ぷーのすけだよ ? だけど 疲れ果ててたよね 。 俺昔から 親の機嫌 伺ってきたからさ よく分かるの 。 ぷーのすけの 環境と 同じ 。 昔っから 馬鹿にされて 自分の好きなこと否定されて 。 いっそ 居なくればいいのになんて 考えちゃった 。 だけど 君のお陰だよ 。 ぷーのすけ 。 俺さ 、 何回も 君に助けられてばかりでさ 。 明るいけど 何処か闇がありそうな 感じでどんどん 惹かれて行っちゃった 。 みんな違ってみんな良い 。 君は君の 性格が 嫌いで堪らないかもしれないけど 俺は好き 。 大好き 。 だから そんな 自分のこと 責めないで 。 ねえ 、 俺達 さ 。 生まれ変わったら 夫婦になろ ? 別に兄弟でもいいの 。 いつか 同性婚が 認められるようになった時 、 貴方の傍で 笑ってたいの 。 来世でも ずっと 一緒にいようね 。 生きて 。 あっきぃより 』
読み終わる頃には 手は震えて 涙が 溢れていたんだ 。
そんな 俺に 妹さんは 容赦なく 釘を刺す 。
「 貴方のせいで 兄は 死んじゃったの 。」
「 責任ぐらい 取ってね 。 」
鋭い刃物が 俺の腹部に 刺さる 。
何回も 抜かれては 刺して の 繰り返し
吐血してしまった 際には 人生の 終わりを 悟る 。
「 兄の 手紙を 読んで 幸せだった ? 」
「 次は 悪夢よ 笑 じゃあね 。 」
がちゃん ッ
ドアが閉まる 。
俺は 誰かに恨まれ ながら 産まれて
誰かに恨まれながら 死ぬんだろうな 。
彼の誘いになんて乗らず
ずっと 狭い檻の中で
夜の仕事をしていれば 幸せだったんだ 。
俺も あっきぃも 。
あ ー あ 、 なんで 誘いに 乗ったんだろ 。
どうせなら タイムリープ したいな 。
” 大好き 。 生きて ”
あっきぃ 。 俺 分かんないよ 分かんない 。
ずっと前までは 死ぬのが 待ち遠しかったのに
貴方と出会ってから 死ぬのが 怖くて
幸せが 壊れるのが 嫌で堪らなくなったの 。
ねぇ 、 なんで 教えてよ 。
これが さ 、 恋 なの ?
どきどき した 感覚も 無いし
胸も熱くならないよ 、
俺 もう 死んじゃう 。 やだよ 。 ねぇ 。
来世ではさ
2人とも 平和な家庭に産まれて
偶然を 装って 出会って
仲良く 生きていこうね 。
俺を 見つけてね 。
あっきぃ 。
大好き 。
店で作り出され 最愛の人に 創り直された
虚しくて 何処か 幸せな
俺の人生は 18XX 4月12日に 幕を 綴じた 。
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