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「そうですね」
今日こそ最後まで抱かれると思うと、とても緊張する。
けれど試練を乗り越えて本当の夫婦になれたと思うと、嬉しくて仕方がない。
正直、レティとしての初夜は、愛しい人に愛撫されて嬉しかったけれど『しょせん自分は聖女の代わりなのだ』という想いが胸の底にあった。
でも今夜は、彼の妻として正々堂々と抱かれる事ができる。
ガウン姿のアルフォンス様は私の手を握り、照れくさそうに笑いかけてくる。
それに微笑み返すと、優しく抱き締められてキスをされた。
柔らかい唇を押し付け合っているうちにキスは深くなり、唇の間から濡れた音が立ち始める。
唇を軽く吸われ、甘噛みされ、ヌルリと舌が口内に入り込んでくる。
切なく息を吐くと、彼はさらに唇を重ねてきた。
「ん……っ、ん、ぅ……」
ネグリジェ越しに胸を揉まれ、私は頬を染めてアルフォンス様のガウンの袖を握る。
濃厚なキスをされていると頭がボーッとしてきて、下腹の奥が疼いてくる。
――ほしい。
胸の内から溢れた想いのままに、パフッと彼に抱きつくと、アルフォンス様は私を抱き上げ、寝台に連れて行った。
彼は寝台の上に私を優しく横たえ、体を跨ぐとガウンを脱ぐ。
私は露わになったアルフォンス様の逞しい体を見て、はしたなく子宮を疼かせた。
「フェリ、脱がせるぞ」
彼は断りを入れて私のネグリジェを脱がせ、その下に何も身につけていない事を確認して、微かに頬を染める。
「君は綺麗だな」
アルフォンス様は独りごちるように言い、両手で乳房を触ってきた。
触れるか触れないかの優しいタッチで乳房を撫でられ、私はゾクゾクとして乳首を凝り立たせる。
「ここも美しい色をしているし、肌も真っ白だ」
彼に親指で勃起した乳首をスリスリと撫でられた私は、思わず腰を浮かせて甘ったるい声を上げた。
「はぁああぁん……っ」
「敏感で偉いな。今夜はたっぷり愛するから、思う存分感じてくれ」
アルフォンス様は嬉しそうに笑うと、私の首筋にキスをし、チュッチュッと音を立てて場所を変え、鎖骨や肩、胸元にキスの雨を降らしてくる。
先端に温かい息をかけられた時、私はそこを吸われる期待を抱いて呼気を震わせた。
けれど彼はすぐにはそうせず、焦らすように私の乳房を揉み、あえて乳首に触れないように乳輪に沿って愛撫してくる。
「ん……っ、あぁ……、や……、はや……、く」
耐えきれずグッと胸を突き出すと、アルフォンス様はクスッと笑って私にキスをしてから、乳首を口に含みちゅうっと吸ってきた。
「んはぁああぁ……っ」
求めていた快楽を与えられ、私は鼻に掛かった声を漏らす。
アルフォンス様は乳房を揉んでいた手を移動させて腹部から太腿を辿り、内腿をすべすべと撫でてくる。
秘めた部分への刺激を求めて腰を突き上げると、口に出して言わなくても理解してくれたようで、彼は濡れそぼった場所に指を滑らせた。
「あぁ……っ、そこ、気持ちい、……の……っ」
今日こそアルフォンス様と本当の意味で愛し合えると思うと、気持ちが昂ぶってならない。
興奮し、さらにキスと愛撫で感じた体は、すでに蜜孔から愛液を滴らせていた。
彼は熱気の籠もった秘所全体に掌を当て、包み込むようにギュッと力を込めたあと、愛蜜のぬめりを利用してヌリュヌリュと擦ってくる。
「ふぁああぁ……っ、ぅんっ、ん、あぁああぁっ」
そうされると、初めて彼と愛し合った時、性器同士を擦り合わせた行為を思い出した。
息を荒げて襲い来る淫悦を堪えていると、アルフォンス様は舌で勃起した乳首を弾き、ずにゅう……と蜜孔に指を押し込んできた。
「んぅううっ、んーっ!」
歓喜に打ち震えた体は、本能的に彼の指を呑み込む動きを見せ、ピクピクと痙攣する。
「もうこんなに濡らして……。俺の指をギュウギュウと吸い上げてるぞ」
「いやぁ……」
アルフォンス様にいやらしい言葉をかけられ、私は赤面して両手で顔を覆う。
けれど気持ち良くて堪らないのは確かで、彼がぬっぷぬっぷと音を立てて手を動かすたび、私は体の奥まで響く悦楽に高い声を上げる。
「んぁっ、あぁあっ、気持ちいい……っ」
「気持ちいい」と口にすると、性に奔放な女性に思われそうで怖いけれど、以前に彼が自分に正直になれと言ってくれたから勇気を出した。
それに、私がどんな事を言ってもアルフォンス様だけは馬鹿にしたり、呆れたりしないと信じている。
彼はグプッグプッと淫らな水音を立てて蜜洞を暴き、わざと音を立てて乳首をしゃぶる。
おまけにまるまると充血した淫玉を親指の腹で撫でられ、私は両手で彼の腕を握り、枕に後頭部を押しつけて絶頂した。
同時に小さな孔からブシュッと愛潮を漏らしてしまったけれど、恥じらう心の余裕もない。
「っあぁあああぁっ!!」
脳内を真っ白に染め上げ、思いきり膣を引き絞った私は、全身に汗を浮かばせてガクガクと痙攣する。
脱力しながら前戯はもう終わったと安堵していたけれど、アルフォンス様は「指を増やすぞ」と言ってまたニュプニュプと蜜洞を暴き始めた。
「ま……っ、ぅん……っ、待ってください……っ! もう……っ」
涙目になって訴えたけれど、彼は優しく目を細めて残酷に告げた。
「駄目だ。今日こそは君の初めてをもらう。なら、たっぷりほぐしておかないと君がつらい思いをする」
「でも……っ、んぁあああぁっ!」
何か言おうとした時、また親指で淫玉をヌルヌルと撫でられ、私は両脚をピンと伸ばして達してしまう。
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