コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠注意⚠
百合。
「あはは…そんなわけないよ~」
そんな風に微笑む、少女、西園寺夕波。僕は、その夕波が嫌いだ。
――――――――――――――――――――――――
「優希!行こ!」
「わ、夕波…早いよ…」
昔は一緒に公園行って、ブランコやったっけ。…でも
「…え?僕?」
「え…?なに…」
「如月さん、女なのに…なんで…?」
「え、ちょ…まってよ…」
「ほら、夕波も!あんなやつと関わってないで!行こ!」
「え…う、うん。」
「ま、まってよ…夕波…」
そうやって夕波とは疎遠にになった。少しだけ話すと気遣ってくれる。けど―
「大丈夫?如月さん。」
距離感は『親友』から『クラスメイト』になってしまった
そうやって忘れるなら、距離を置くなら。もう―
「嫌ってよ…」
僕は机にうずくまりながら、小さく呟いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は夕波。優希とは親友、だったけど―
「ほら、夕波も!あんなやつと関わってないで!行こ!」
「え…う、うん。」
たったの一言が原因で、私達の間に大きな亀裂が入った。
忘れよう。忘れよう。なのにー
「大丈夫?如月さん。」
気遣ってしまう。そんな私が
「大嫌いだ。」
表だけの『優等生』が崩れないように、私は小さく呟いた。
【あいさつ】
百合が大好きな主がつくったやつです。
主はただ幼馴染いちゃいちゃカップルが見たいんだ。って感じです。
多分短いです。