春
今日もこの季節が来た。春。
ボクはうき〃しながら衣替えをする。
今日は、ニーゴのみんなでお出かけをする日ッ!!
何もインスピレーションが浮かばなくて悩んでる奏達にちょっと息抜きしてもらいたくて。
🎀「これとこれを合わせれば…可愛い服かんせ~ッ!!後はメイクだけッ!!」
春だから薄いピンク色を服に入れる。そうしたらめっちゃ春っぽくなるんだよね~♪
あ、今日暑いって予報されてるし、七分丈にしなきゃ、
なんて、楽しく選んでた。その時、足元がグラってして目眩がしてきて、そこでボクの意識は途絶えちゃったんだ。
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目を開けたら、そこは病院の天井でした。
(あれ、ボクなんで病院に…?)
なんて思っていると、
母「瑞希…!!起きたのね…!!良かった…!!」
🎀「お母さん…?なんでここに?てか、なんでボク病院にいるの?!」
父「部屋で倒れてたんだよ。」
🎀「ボク…が…?」
ゆっくりと起き上がる
父「嗚呼。」
🎀「そぉ~なんだ…、って奏達に連絡しなきゃッッッ!!」
?「その心配はいらないわよ。」
🎀「え…?」
聞き覚えのある声。何度も聞いていた声。ボクは声の聞こえた方に顔を向ける。ドアの傍にたっている少女はゆっくりと此方に近く。
🎀「なんで…絵名がここに…?」
🎨「瑞希の家の近く通ったからついでに一緒に行こうって思って行ったら家の前に救急車が止まってたから。それで事情を聞いて病院に同行したって事。」
🎀「あ…そっか…、」
確か、集合場所がボクん家の近くだったんだっけ。頭をフル回転させながら当時の状況を思い出す。上手く思い出せれないけれど、何となくぼんやりとした記憶を思い出す。次第にぼんやりとした記憶はどんどん鮮明になってゆく。
🎨「それで、倒れた時のこと、覚えてる?」
🎀「何となくだけど…分かるよ。確か、服を選んでた時に足元がグラってして目眩がしてきて…そこで意識が途切れたって事は覚えてる。」
🎨「なるほどねぇ…」
🎀「奏達は?連絡した?」
🎨「してる。一応こっちに向かってきてるみたい。」
🎀「…そっか…ごめんね。」
🎨「なんで瑞希が謝るのよ。」
🎀「だってせっかく楽しみにしてた休日なのに、ボクのせいで潰れちゃって…」
🎨「良いのよ。瑞希が元気だって知ったらもう良いから。」
そうやって絵名はボクの頭を優しく撫ぜてくれた。温かい、お姉ちゃんに撫ぜられた時みたいででも少しこしょばっこくて、気持ちいい。
少ししたら看護師さんと医者さんが来た。
何か話しがしたいようで、お母さんとお父さんが行ってた。
これが、ドラマだったらきっとボクは重大なんだろうな~、
なんて現を抜かし乍も絵名とたわいない話をしてた。
お母さん達によるとただの貧血だったみたい。だから明日退院できるしらしい!!やったー!!
奏達もついて、まふゆは優等生モードに入って、奏なんか走ってきたのか、ぜはぁ呼吸しながら入ってきてさぁ、笑
ほんと笑いそうだったよ!
でもそれと同時にボクってみんなから愛されてんだな~って思って嬉しくなった。
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翌日ボクは病院を出た。
1日、病院にいただけで外はきら〃して見えて、不思議だったんだ~!!
今日から、またニーゴと活動できるし、良い日になるといいな~!!
瑞希より。
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