書いて欲しいというコメントがあったので、書きます!!
※暴力表現あり
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em side
em「2人とも、ずっとあのままでいて欲しいですね」
本当に…私みたいな人生は歩んで欲しくない。
これでも私、21歳なんです。
私が、この家に引き取られたのは6年前です。つまり、15歳の時ですね。
とても大変な時期でした、時期もですし、学校も…
長い長い、昔話をしましょうか…
mb「おい、エーミール!菓子パン買ってこいよ!!」
em「え、な、何パン…」
mb「焼きそばパンに決まってんだろ!早く行ってこいよ!」
早々に教室をおいだされ、走って購買まで行く。
はい、分かりますね。いじめられてるんです。
em「ハァッ…ハァッ走るの、苦手なのに」
何でいじめられ始めたか?
知るわけないでしょう。
そそくさと購買に行き、焼きそばパンを買って、教室に戻る。
em「も、戻りました…ハァッ」
mb「おせぇよ!!」ガンッ
机を蹴られる。
音が鳴り響いて、机が倒れ込む。
mb「放課後、屋上来いよ」
あぁ…殴られるんだと思いながら机を治す。
助けてもらえる人?いませんね、
そんなのいる訳ありません。
両親は成績ばかり気にして私の事は気にしません。
服が汚れていようが、私に痣があろうが、お構い無しです。
学校にも家にも助けてくれる人がいない私は、途方に暮れるだけでした。
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなり、私はカバンだけ持って屋上に行く。
モブたちはもう着いており、行った瞬間、「おせぇ」と言われて殴られる。
口の中を切ったのか、血の味が広がる。
モブたちはそんな私を笑い、もっと殴りや蹴りをいれる。
痛いがそんな事言ったら、もっと酷くされるだろう。
mb「うわっ!!!!!」
いきなりそんな声が聞こえる。
なんだなんだと騒ぎ出すモブたち。
よくよく見ると、1人倒れていた。
??「ヒヒッよっわいなぁw」
mb「ヒッ」
世間知らずな私は誰なのか分からない。
だが、モブたちは誰か分かっているようだった。
mb「に、逃げろ!!」
そう言って逃げようとするが、モブたちはすぐに倒されて行く。
??「お前は?」
em「ぇ?」
??「お前はなんなの?」
em「わ、私はエーミール…」
何を聞かれているのか分からず、とりあえず名前を言った。
??「…..プッ」
「ふ、かはははは!!!!wwww」
em「え?」
??「いきなり名前…自己紹介とか、www」
「ヒーッ、おかしすぎるw」
私は何も分からず、混乱でしかない。
??「お前、その顔じゃ俺の事も分かんねぇって感じやなw」
em「は、はい…」
??「しゃーねぇなぁw教えてやんよ」
zm「俺はゾムって言うんやで〜!!そこらの学校の中で1番強いヤンキーって言われとるんや」
em「や、ヤンキー…」
zm「…怖いか?」
ゾムさんは私の顔を見て、静かに聞いてきた。
モブたちはゾムさんを恐れて逃げた。でも、私は…
em「怖くないです」
「むしろ、カッコイイです。ゾムさんは私のヒーローですね」
その瞬間、ゾムさんは顔を赤くした。
zm「ひ、ヒーロー?な、なわけ…」
em「ヒーローです!」ニコッ
zm「見てる限り…お前頭良さそうやな」
em「え、あ、ま、まぁ、それなりには…」
zm「何年や?」
em「3年です…」
zm「なんや、一緒やん」
「…俺、明日からちゃんと授業出るわ」
em「は?」
ゾムさんは下を向きながら
zm「やから…」
彼は私にそう言ってきた。
コメント
4件
ツンデレゾムさん可愛よ
ゾムさんが照れてるのかわえぇ