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kn「どこ…?」
何処から逃げたっけ
何から逃げたっけ
俺は、誰と、…
kn「………」
手に持っていたのは
一つのペンダント
開くとそこには、スーツと眼鏡のやつが、俺の横に立っている写真だった
kn「…大先生?」
そっか、さっきまで大先生、と、…
あれ、
さっき〇〇に俺いたような、
kn「…俺、じゃあさっきまで戦場で、?」
…大先生を置いて逃げた、?
着いた場所は、一面焼け野原だった
kn「ッハァッ!」
kn「大先生ッ、!」
何処や、
kn「生きててくれッ、」
その願いも、
叶わなかった
見つけたのは
真っ赤な死体。
近くに眼鏡が転がっていて、
スーツらしき物を来ている
間違いなく大先生だ。
kn「…ッ!!!」
涙が溢れ出そうだった
でも、おかしな点があった
周りを見渡しても、誰もいない
血しぶきと肉塊だけだった
kn「皆死んだ…?」
銃で戦いでもしない限り、こうはならないはず
慌てて近くを見渡すと、見覚えのある姿が棒立ちで突っ立っていた。
2人。
tn「………ッ、」
トントンは目に涙を浮かべ、
血だらけのナイフを強く握りしめた
zm「…ごめんシッマ、大先生守れなかったッ、」
ゾムはもうこちらに気づいていて、そう涙目で
申し訳なさそうに呟いた
kn「そんな…!」
その瞬間、トントンも俺に気づいたようで
こちらを見て、睨んできた
kn「…」
絶対責められる…少なくともトントンには
ゾムやグルさん、ショッピやチーノ、エーミール、………大先生は責めないかもだけど
他の奴らは責めてくるよな、
当たり前だけど
当たり前の仕打ちだけど
責められるのも、嫌われるのも、怒られるのも怖くなって
俺はその場から逃げた
zm「ぁッ、!」
最後に聞いたのは、ゾムの悲しそうな声だった
トントンは声を発さず、それすらも怖く感じ、走るスピードが上がった
何故かゾムもトントンも、俺より足が速かったはずなのに、追いかけてこなかった
kn「嫌われたよな、…」
大切な仲間達を失って、
どう生きろって…
kn「ッははッw」
kn「もう、無理やなぁw」
何故か笑うことしか出来ず、涙が溢れた
kn「最期の大先生の言葉、返事返してもいい?」
ut『俺、お前のことずっと、』
ut『好きやった…ッ』
ut『来世で会えたらさ…』
ut『付き合おうや…ッw』
俺は静かに目をつぶった
kn「…あの時はさ、突然すぎて答えられなかった」
kn「だから今返すわ」
kn「返事は―」
zm「2人もいなくなった」
tn「…うん」
zm「どうすんの」
tn「俺等も」
zm「…あのさぁ」
zm「そういうとこだよほんと」
tn「…何が」
zm「お前がどれだけ大切にされてるのかも考えずにすぐ死のうとするやん」
zm「グルさんとかシッマもさ」
zm「ずっとトントンの話してたで?」
tn「…愚痴だろ」
zm「決めつけんなよ」
zm「総領がそんなこと幹部にする訳ねぇだろ」
zm「もっと考えんだよ」
tn「やだこわぁい」
zm「ふざけてます?w」
tn「んふwだって怖いもん」
zm「それはごめんやけど笑」
zm「ッとにかく!今は自分の立場、状況を考えよ!」
tn「…せやな!」
tn「二人で怒られてくるかぁ!」
zm「ww」
gr「…怒るわけないだろ?」(微笑み
tn「…信じてた笑」
ut「ふーん、こっち来たんだ」
kn「…うん」
ut「もっかい言って?返事」
kn「YES」
ut「…笑ありがとぉな」
ut「…ゾムはまともやったで?」
kn「俺はまともじゃないから」
ut「認めた〜w」
kn「ww」