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ウィングスパイカー sid
「 ん、皆デカいなここの ウィングスパイカー。 」
ほへぇと元日本代表の小林尚代選手…いや尚代さんが言う。
「 あ、あの… 」
音島が口を開ける。
「 俺ん中でウィングスパイカーっていうのは単なる攻撃の一つに過ぎないと思うんですけど…違うんですかね… 」
すると尚代さんがくすって笑う。
「 攻撃って言ったって、種類は沢山ある。
だけど、試合中で一番目立って点を取れるのが、ウィングスパイカーだ。 」
試合中で一番目立って点を取れるのが、ウィングスパイカー…
確かにそうだなって思った。
「 じゃあ、スパイクって…毎回本気で跳ばないといけないんですか…? 」
五木さんが言う。でも…本気で跳んだ方が楽しい気がすんのは俺だけか…?
「 うーん。確かに体力も足すために全部を本気で跳べとは言わない。
だけど、トスが上がるその時まで、可能性の一つであり続けろ。 」
可能性の一つ…
確かに、どいつが出てくるか分かんなかったらブロックもしにくいよな…
「 よし、じゃあお前ら一回跳んでみろ! 」
そして始まる、一人ひとりの的確指導が。