前書き(自己紹介)
初めましてこんにちはこんばんは。
なかぢまと申します。
この度テラーノベルを始めさせていただきました。
おそらくカンヒュ多めの雑多垢になると思います。
さて、なぜ私がテラーノベルを始めたか。理由を申し上げますと…。
(地雷注意)
特にNL!(もちろんBLイギフラ大好きです愛してる)
一応カプに詳しくない方に説明するんですが、カプ名の前に来るのが攻め(いわゆる男役)で後に来るのが受け(女役)なんですね。
なのでフライギとイギフラではまあまあだいぶ違います。
(私は雑食なのでフライギもめっちゃ好きです)
イギリスは受けだろうが!ボケナス!と思った方もいるかもしれません。
しかし!!
私は明らかに受けだろの方が攻めなのが大好きなのです。
なのでよく人の地雷を踏み抜きます!ごめんなさい!
雑談はさておきってなわけで私はイギフラメインのカンヒュ多め雑多垢になります。
よろしくお願いいたします。
🇬🇧♂×🇫🇷♀
見栄っ張りの果たして恋の行方はいかに…
それでは本編へ…
……遅い。遅すぎる。 時計の針はとっくに予定を過ぎている。
腕時計ともうすでに100回以上は睨めっこをしている。
連絡を取るため、スマホを手に取った。
その時、ふと液晶に自分の姿が映った。
見栄を張った服装に、いつもとは違う帽子。
ブランド好きな彼女にとっては笑いものかもしれないが。
少し目線を外に向けると手を振って走る彼女が見えた。
「ごめ〜んっ!待った?」
「40分も遅れて待っていないわけないでしょう。」
「やーね。そういう時は
『待ってないよ。ハニー。』
って言うのよ。紳士(笑)さん。」
「お気遣いどうも。フランスさん。」
彼女は胸元のスカスカなお腹のでたトップスに、明らかにサイズの大きいズボンを履いて。
「…ほら、行きますよ。」
「ネイル変えたの!どう?」
「新しく買ったバッグ、かわいいでしょ?」
「…また今度料理教えてあげるわ…。」
「ふはっ、なにそれ?」
…楽しそうな彼女を見るとなぜか嬉しくなる。なぜかはわからないが。
ぽつ、と手のひらに雨粒が当たった。どうやら今日の天気予報は外れたらしい。
「晴れるまで僕の家で待ってましょう。そんな格好で風邪をひいたら大変です。」
自分の上着を彼女にかけてやる。自分が厚着をしていてよかった。
「…ありがと、」
「……」
家につき、上着を洗濯機に入れる。彼女何か言いたそうにしながらこちらを見ている。
「…あの、上着貸してくれてありがとう。」
「いいえ。それほどでもないです。」
「……はくしょんっ、…」
「…その服もだいぶ濡れているでしょう。僕のを貸しますからついでに洗濯しちゃいましょう。」
「は、は!?いやよ!あんたの服着るなんてぜったいっ、はくしょんっ、!…」
「…僕はあっち向いてるので。ゆっくりどうぞ。」
「…むぅ…」
ごそ、ごそごそ。
部屋には服の擦れる音だけが響く。
……
「…イギリス。」
だぼっとしたスエット。ゆるゆるなズボン。
普段のパツパツした露出ばかりの服と比べゆったりとした雰囲気だ。
「…かわいい」
「は、!?あ、当たり前でしょ!私は世界で一番…。」
「顔真っ赤ですね。照れてるんですか?」
「え、はっ、そりゃ、!…て、照れて……。ないし!」
「この前言っていたでしょう?『いつもと違う女の子には可愛いねって言うの!』って」
「は、はぁ〜!!?」
嘘だ。本当に可愛いと思った。思ってしまった。言ってしまった。
本当は今日会ってからずっと思ってしまっていた。
「…わたしは、…」
「…?なんですか?」
「私は、今日のイギリス、ちょっとかっこいいって、思ったのに。」
…は?
「はい!?今日の!?僕が!?かっこいい!?」
本当は嬉しい。めっちゃくちゃに嬉しい。
今日のために用意した服に帽子。嬉しいに決まってる。
「ああもう、うるさいな!わ〜わ〜わ〜!聞こえない聞こえない〜!」
「…あの、」
「なによ〜!笑うなら笑いなさいよ!」
「…正直、本当に可愛いと思いました。」
「…。は、は!は!?べ、別に今言われても嬉しくないわー!!」
外はすっかり雨が上がり、ぽかぽかとした陽の光照り返していた。
END
後書き
どうでしたでしょうか?
甘々で、でもちょっとざわざわする二人の関係性が大好きなんです。
こんなにガッツリ書いたの久しぶりです…。
これからは絵の方も増やしていくつもりなので気長にお待ちください〜!
ここまで読んでくださりありがとうございました!いいカンヒュライフを!
コメント
4件
やっぱ逆張りサイコー
イギフラ...さいこー...:(´ཀ`」 ∠): ←イギフラ推し