第2話 アリさん
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ネル「いたた……」
ネル「ここ、何処?」
ネル「青い部屋……ん?」
ネル「バラ……!タッタッタッ…」
底には黒いバラがあった
ネル「綺麗……持っていこう……」
ネル「奥に扉……行ってみよう」
ガチャ
ネル「絵画?」
ネル「鍵…急いで取ってこんな所出よ」
青い鍵を入手した
ネル「……絶対、絵変わってる」
ネル「早く出よう」
ガチャ
ネル「ハァハァ……」
ネル「返せ…?」
ネル「あっちのドアに……」
ネル「開いた!」
ネル「早く…早く!」
ガチャ
ネル「次の部屋は……動物?」
ネル「アリさん?」
アリ「僕 アリ」
アリ「僕 絵 大好き」
アリ「僕の 絵 見たいけど」
アリ「ちょっと 遠い ところにある」
ネル「僕の絵、取ってきて上げるね」
タッタッタッ…
看板「”はし に ちゅうい”」
ネル「はし?」
ネル「端っこって事かな?」
ネル「真ん中を通ってみよ…」
端っこからは黒い手が何本も出てきた
でも無事に奥の所まで行けた
ネル「良かった……ε-(´∀`*)ホッ」
ネル「あ!アリの絵だ!」
ネル「取れるかな?」
ガサゴソガサゴソ…
ネル「取れた!」
ネル「アリに見せれば喜ぶかな?」
タッタッタッ…
ネル「はい、アリさん!アリの絵だよ」
アリ「あ それ 僕の 絵」
アリ「やっぱり かっこいい」
アリ「うっとり」
ネル「良かったら、上げるよ?」
ネル「……」
ネル「要らないのかな?」
ネル「アリさん、持っていくね」
右にも左にも動物の絵が飾られていた
右の方には扉があった
ネル「扉……」
ガチャ
そこは床が真っ二つに別れていた
ネル「アリさん、ごめんね…」
私はアリの絵を掛けて踏み台にした
ネル「ありがとう、アリの絵のお陰で助かったよ」
ガチャ
ネル「お、鍵……の前に動きそうな像みたいな」
ネル「やつが……」
ネル「……」
私はささっと鍵を取った
緑の鍵を入手した
頭のない像がこっちに向かってきた
ネル「こ…こっちに来ないで!」
私は必死に逃げた
私はアリの絵を踏んで逃げた
そしたらアリの絵を壊れてしまった
そのお陰で何とか、頭のない像はこっちに来られなくなった
ネル「アリさんになんて言おう……」
ネル「とりあえず、行こうか…」
ネル「…」
アリ「僕の 絵 どうなった」
ネル「ごめんね」
そして私は次の部屋に向かった
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